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秋田県 能代市 能代町字日和山下18番地32
秋田洋上風力発電株式会社は、2016年4月の設立以来、日本国内で初となる商業ベースでの大型洋上風力発電事業を手掛ける企業です。同社は、秋田県内企業7社を含む13社の株主で構成されており、秋田港および能代港の港湾区域において、着床式洋上風力発電所の建設、運転、保守を一貫して行っています。具体的には、秋田港に4.2MWの風車を13基、能代港に同風車を20基設置し、合計で約140MWの発電容量を持つ大規模な洋上風力発電所を構築しました。これに加えて、発電した電力を送るための陸上送変電設備の建設も担当しています。 同社のビジネスモデルは、完工した発電所から生み出される電力の全量を、20年間にわたり東北電力ネットワーク株式会社へ売電するというものです。能代港では2022年12月に、秋田港では2023年1月にそれぞれ商業運転を開始し、同年1月には全面的な商業運転体制へと移行しました。この140MWの発電量は、一般家庭約13万世帯の年間消費電力量に相当し、日本の再生可能エネルギー導入拡大における重要な実績となっています。また、同社の事業は、地球温暖化対策としてCO₂排出量削減に大きく貢献しており、その削減量は定期的に公開されています。 強みとしては、国内初の大型洋上風力発電プロジェクトを成功させた先駆者としての経験と技術力、そして地域との共生を重視する姿勢が挙げられます。同社は、建設段階から自航式SEP船「Zaratan号」を用いた洋上基礎工事や風車据付工事を本格的に実施し、高度な技術と綿密な計画に基づき全33基の風車据付を完了させました。地域貢献活動にも積極的で、「AOW風みらい館」を運営し、洋上風力発電に関する情報発信や現場見学の機会を提供することで、地域住民や次世代への啓発に努めています。さらに、地域イベントへの協賛、教育機関への寄付、ボランティア活動などを通じて、地元秋田との共存共栄を図り、洋上風力発電の全国的な普及・拡大に貢献することを目指しています。これらの取り組みが評価され、「令和5年度新エネ大賞」新エネルギー財団会長賞(地域共生部門)を受賞するなど、その社会的意義も高く評価されています。