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徳島県 名西郡石井町 石井字白鳥310番地
石井養鶏農業協同組合は、徳島県を拠点に、地域資源を循環利用した耕畜連携型農業を通じて、生産者の顔が見える安心・安全で良質な食生活を提供することを経営理念として掲げる農業協同組合です。同組合の主要事業は、種鶏飼養とブロイラーヒナ生産であり、高品質なひよこを全国の顧客に届けることをミッションとしています。具体的には、ひよこの両親となる種鶏の育成から始まり、徹底した防疫プログラムのもと、健康管理、環境管理、高度な飼育技術、そしてデータ管理を駆使して、ストレスなく健康な種鶏を育て上げています。育成された種鶏からは、良質な種卵(受精卵)を採卵する成鶏部門へと移行し、雌鶏と雄鶏の双方に対し、餌、水、温度、空気、体重など多角的な視点から細やかな管理を行い、オートネスト(自動集卵)システムも活用して丁寧に種卵を収集しています。 採卵された種卵は、ヒナ事業本部の孵卵部門へと運ばれ、最先端の孵卵機を用いて21日間、0.1℃単位での厳密な温度管理と高い衛生管理のもとで孵化させます。この過程では、イノボジェクトによる卵内ワクチン接種も行われ、健康でクリーンなひよこの誕生を促します。最終的に、孵化したひよこは営業部門によって、環境管理機能を備えた専用車両「チックバン」を使用し、お客様の農場まで安全かつ丁寧に輸送されます。これは、ひよこが農場に到着するまでを品質管理の一環と捉える同組合の徹底した姿勢を示しています。 同組合は、昭和34年の設立以来、徳島県内で最初にブロイラーを紹介し、その雛を販売してきた歴史を持ち、創業時のフロンティアスピリットを今もなお受け継いでいます。養鶏という事業領域の中で積極的に多角化、分社化を進め、全国でも異色の企業グループを形成しており、鶏肉の安定生産に大きく貢献しています。これらの活動を通じて、同組合は「信頼のひよこ」を生産し、日本の食卓を支える重要な役割を担っています。