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京都府 京都市西京区 御陵大原1番地39京大桂ベンチャープラザ南館
Symbiobe株式会社は、京都大学発のスタートアップとして、光合成生物の力を活用し、地球と人類の共生環境の実現を目指す企業です。同社の核となる技術は、海洋性紅色光合成細菌を用いて空気中の二酸化炭素や窒素を資源化し、多様な有用プロダクトを生産するとともに、環境課題の要因である温室効果ガスを固定することにあります。主要事業の一つである「温室効果ガス固定事業」では、光合成生物の培養プラントを通じて、温室効果ガスを利活用可能な資源へと変換するプラットフォームを提供し、産業活動から排出される二酸化炭素のゼロ化に貢献します。幅広い濃度の二酸化炭素や窒素、さらには窒素酸化物や硫黄化合物を含むガスにも対応できる可能性を秘めています。プロダクト事業としては、まず「Air Fertilizer®」を提供しています。これは、農作物の成長に不可欠な窒素成分を豊富に含むゼロカーボン有機質肥料であり、製造に大量のエネルギーを要し土壌劣化のリスクがある化学肥料や、施肥環境の適性判断が難しい従来の有機質肥料の課題を解決します。小松菜やブロッコリーの育成試験で良好な成長性が確認されており、次世代農業やアグロエコロジーへの普及を目指しています。次に、「Air Feed®」は、魚粉や植物性タンパク質に代わる新しいゼロカーボン水産養殖用飼料です。高い粗タンパク質量とバランスの取れたアミノ酸組成、抗酸化作用のあるカロテノイドを含み、ヒメダカの給餌試験で市販飼料と同等の成長が確認されています。これにより、天然資源への依存を減らし、持続可能な水産養殖に貢献します。さらに、「Air Silk®」は、光合成生物が生成するタンパク質を基にした革新的な人工シルク繊維です。生産時の二酸化炭素排出量が少なく、土壌および海洋で生分解性を持つ環境配慮型素材であり、クモの糸と同様のファイバー構造を持ちます。京都の伝統的な西陣織にAir Silk®を用いたプロトタイプ制作を通じて、その実用化の可能性を実証しました。同社は、化石燃料に依存しないゼロカーボン生産と資源循環型のものづくりを推進し、資源輸入に頼らない国内での資源創出を目指しています。京都大学のアカデミアを背景に、沼田圭司教授の研究成果を社会実装する高い研究開発力を持ち、出光興産や西部石油との共同ベンチプラント構築、泉佐野市との産業廃液資源化実証事業など、具体的な協業実績を積み重ねています。これらの取り組みを通じて、Symbiobe株式会社は、気候変動や資源不足といった人類共通の課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与しています。
京都府 京都市中京区 占出山町308番地山忠ビル26号室
株式会社オーシャンアイズは、パターン認識、海洋シミュレーション、データ同化といった最先端の情報技術とAIを活用し、持続可能な海洋利用の実現を目指す技術ベンチャー企業です。同社は、海洋に関するデータの解析、およびそれに付帯する機器の開発を主要業務としています。主なサービスとして、漁業者の漁場決定を情報で支援する「漁場ナビ」と、特定のニーズに合わせてカスタマイズされた海況予測を提供する受託開発サービス「SEAoME(しおめ)」を展開しています。「漁場ナビ」には、沖合・遠洋漁業者向けの「漁場ナビPro」と、沿岸漁業者向けの「漁場ナビスタンダード」があり、気象衛星「ひまわり」の映像から独自のAI技術で復元した表面海水温や、海洋数値モデルによる海水温・潮流の現況・予測データを、高解像度かつ高頻度で提供します。これにより、漁場探索の手間を省き、燃費削減や鮮度向上、効率的な操業計画の立案に貢献します。また、操業履歴データを提供することで「漁師の勘」を再現する漁場推定支援も提供可能です。「SEAoME」は、養殖場や定置網漁、自治体・水産試験場向けに、最大14日先までの水温、塩分、流速、海面高度の変化を高精度で予測し、急潮・赤潮などのリスクマネジメントに活用されます。同社は、JAXA宇宙戦略基金事業に採択され、インドネシア向けに海況予測アプリ「OEView」をリリースするなど、日本のみならず東南アジアを中心とした海外展開にも注力しています。公開海洋データに加え、漁業現場からのデータ収集にも取り組み、漁業者の技能伝承や、海洋・海運事業者が持つ未活用データの利活用を促進することで、経済性と資源保護を両立するサステナブルな漁業モデルの創出を目指しています。