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北海道 札幌市北区 北二十一条西12丁目2番地北大ビジネス・スプリング
株式会社メカノクロスは、北海道大学発のスタートアップ企業として、革新的なメカノケミカル有機合成技術を社会実装し、産業界の変革を目指しています。同社は、従来の溶液系反応に代わるメカノ化技術の提供、不溶性高機能材料の開発・提供、およびメカノケミカル有機合成に関する情報発信を主要事業としています。この技術は、ボールミルなどの攪拌装置を用いることで、有機溶媒の使用量を大幅に削減し、CO2排出量の抑制に貢献する環境負荷の低い製造プロセスを実現します。具体的には、有機溶媒の使用量を従来の約15分の1以下に、CO2排出量を約25分の1に削減できる実績を持ち、持続可能な社会の実現に貢献しています。 同社の強みは、反応の高速化、操作の簡素化、コストダウンに加え、これまで利用が困難であった不溶性化合物の官能基化や、バルク金属の効率的な活性化、ポリマー修飾・分解を可能にする点にあります。これにより、医薬品や高機能化学材料、汎用プラスチックなど、幅広い分野での新素材開発や既存プロセスの効率向上に貢献します。ビジネスモデルとしては、企業からの既存反応プロセスの効率向上や新素材開発の受託研究開発を行い、テストスケールから商用化までを一貫して支援します。北海道大学の伊藤卓越教授や久保田准教授が取締役に名を連ね、最先端の技術水準を維持しながら顧客ニーズに応える体制を構築しています。 これまでの実績として、メカノケミカル法を用いた固体クロスカップリング反応、圧電材料による酸化還元反応、汎用プラスチックの化学修飾法、ペースト状グリニャール試薬の合成、超高速バーチ還元反応などの開発に成功し、NatureやScience、Angewandte Chemieといった世界トップクラスの科学誌に論文が掲載されています。また、国内外のピッチコンテストで多数の受賞歴があり、技術力と事業の将来性が高く評価されています。対象顧客は、化学メーカー、材料メーカー、医薬品メーカーなど、有機合成を必要とする国内外の幅広い産業界の企業です。同社は、独自の特許技術と北海道大学からのライセンス特許を基盤に、顧客の特定のニーズに応じた合成反応のメカノケミカル化を検討し、最適な転化率、収率、選択性を目指した共同研究開発を推進しています。