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福岡県 福岡市東区 馬出3丁目1番1-3号エフラボ九大病院
株式会社NPTは、「個別化医療の実現で社会に貢献する」を企業理念に2018年11月に東京大学医科学研究所にて創業しました。同社は、個々人のゲノム情報に基づき最適な治療薬や医療サービスを提供する個別化医療の実現を目指し、従来の全体的医療では治療困難な病気に対応する新規薬剤・治療法の臨床開発を主要事業としています。特に、遺伝子変化に起因する「がん」領域に注力しており、治療選択肢の少なさという課題に対し、多様な治療薬のラインナップを提供することを目指しています。同社のロゴマーク「Neo-Precision Therapeutics」は「新たな精密治療薬」を意味し、新薬開発を通じて治療選択肢を広げたいという強い意志が込められています。 具体的な事業としては、再生医療等製品を中心に開発を進めており、主要なパイプラインとして「がん免疫細胞療法」と「腫瘍溶解性ウイルス療法」があります。がん免疫細胞療法では、食道がんに対するネオ抗原ペプチドを負荷した抗原提示細胞(樹状細胞)ワクチン「NPT001-HTY」の開発を進めており、2024年12月には日本国内初のネオ抗原を用いたがん免疫細胞療法による企業治験(第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験)を開始しました。これは、患者のがん組織からネオ抗原ペプチドを探索・選定し、患者自身の血液から樹状細胞を生成してネオ抗原ペプチドを負荷することで、キラーT細胞を活性化させ、がん細胞を特異的に攻撃する個別化治療薬です。腫瘍溶解性ウイルス療法では、コクサッキーウイルスB群3型(CVB3)をはじめとするウイルスが持つ殺細胞効果を利用した、がん遺伝子治療薬「CVOB」を開発しています。正常組織への影響を抑えつつ、がん細胞への強い殺細胞効果を保持する遺伝子改変CVB3の作製に成功し、安全性の飛躍的な向上を確認しています。現在は、臨床試験開始に向けたGMP対応のウイルス製造開発に着手しています。 同社は、東京証券取引所TOKYO PRO Market(証券コード:311A)に上場しており、開発資金はエンジェル投資家や株式会社龍角散からの出資など、多様な株主からの支援を受けています。また、日本ゼオン株式会社との資本業務提携も推進しており、個別化医療分野における製品・サービスの開発・事業化を加速させています。これらの取り組みを通じて、がん治療で苦しむ患者とその家族に新たな希望と標準治療の選択肢を提供し、個別化医療の未来を切り拓くことを目指しています。