Advanced Search
その他
法人属性
許認可等
認定
検索結果1件
島根県 大田市 温泉津町福光ハ1510番地1
農事組合法人吉浦牧場は、島根県大田市と広島県世羅郡に拠点を持ち、酪農を主軸に和牛育成、野菜栽培といった多角的な事業を展開しています。同法人は、高収益を追求する酪農経営を目指し、常に新しいアイデアと従来の枠にとらわれない手法に挑戦してきました。特に、自家育成による乳牛の改良に注力し、生産性と効率性を高めることで安定した経営基盤を築いています。搾乳牛は吉浦牧場と世羅つくし分場を合わせて1400頭以上を飼育し、年間約1万3000トンの生乳を生産しています。生乳は徹底した衛生管理のもと、自動化されたミルキングパーラーで搾乳され、プレートクーラーシステムで急速冷蔵後、グリコ乳業へ出荷されています。 酪農事業では、乳量の多い牛を育てるための自家育成にこだわり、アメリカからトップクラスの精液を買い付けて人工授精を行っています。子牛の哺乳・育成にも力を入れ、自動哺乳システムを導入することで効率的な管理を実現しています。また、乳肉一貫経営を目指し、和牛育成事業にも積極的に取り組んでいます。ホルスタイン種のメス牛に和牛の精子を用いた人工授精(F1)や、和牛の受精卵移植(ET)による繁殖を進め、2014年には40頭、2015年には120頭の和牛を出荷する実績を上げています。将来的には和牛の採卵や肥育生産まで手掛け、広島和牛の流通量増加に貢献することを目指しています。 さらに、酪農で発生する牛フンを堆肥として活用し、健康な野菜づくりを行う農園事業も展開しています。この循環型農業モデルにより、年間700トン以上のキャベツを生産し、関西の市場からも高い評価を得ています。ブロッコリー、枝豆、ニンニクなどの栽培にも挑戦し、リバーシブルプラウやソイルミックスといった機械を導入して土壌改良にも科学的な視点を取り入れています。これらの事業を通じて、日本の一次産業のレベルアップと持続可能な農業経営の実現に貢献しています。