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東京都 千代田区 丸の内1丁目3番1号
株式会社マネー・ローンダリング対策共同機構は、マネー・ローンダリング(マネロン)およびテロ資金供与対策(AML/CFT)に関する国際的な要請と日本の対応方針を踏まえ、金融機関の互助的な組織として、業界全体のマネロン対策の高度化・効率化に資するサービスを提供しています。同社の主要事業は「為替取引分析業」および「為替取引分析関連業務」であり、具体的には「AIスコアリングサービス」と「業務高度化支援サービス」の二本柱で展開しています。 AIスコアリングサービスは、金融活動作業部会(FATF)の対日審査報告書で指摘された課題に対応するため、金融機関の取引モニタリングシステムやネームスクリーニングシステムと連携し、AIを活用してリスク度合いとその根拠を評価するサービスです。これにより、金融機関が直面する大量のアラートや誤検知への対応を効率化し、スコアに基づいた確認深度の調整を通じて業務効率化と疑わしい取引の届出に関する判定業務の高度化を支援します。特に、単独での対策が困難な中小規模の金融機関にとって、業界横断的な業務効率化とマネロン対策の底上げに大きく貢献しています。同サービスは2025年4月1日に提供を開始しました。 一方、業務高度化支援サービスは、利用金融機関間の互助・互恵的な関係構築と情報共有を促進し、AML/CFTの高度化・効率化を目的としています。このサービスは、「実務手引・FAQ」「研修」「コミュニティ」「ヘルプデスク」の4つの要素で構成されており、金融機関が知見や経験、情報を持ち寄ることで、業界全体の専門性向上、人材育成、そしてマネロン対策の強化を推進します。実務手引では対応事例やリスク背景を文書化し、研修では経営陣から現場まで各層に合わせたAML/CFT教育を提供。コミュニティではネットワーキングの場を設け、ヘルプデスクでは個別照会に対応することで、利用金融機関の理解促進と実務構築を支援しています。同サービスは2024年4月1日に提供を開始し、都市銀行、地方銀行、信託銀行、第二地銀など幅広い金融機関が利用しています。 同社は一般社団法人全国銀行協会が100%出資する組織であり、2024年5月29日には「安定的かつ効率的な資金決済制度の構築を図るための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」における「為替取引分析業」の許可を取得しました。また、不正利用口座情報共有に関するシステムの開発・運用・保守にも取り組むなど、常に変化するマネロンの手口や犯罪手法に対応するため、継続的にサービスの拡充と高度化を図っています。これらのサービスを通じて、国民の安全と安心を確保し、経済活動の健全な発展に貢献することを目指しています。