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北海道 札幌市中央区 北五条西6丁目1番23号
株式会社みどり工学研究所は、2004年に農業土木コンサルタントとして設立され、水管理システムや農業用排水路、農道等の設計を手がけてきました。その経験から、野外でのデータ取得の困難さや設備の運用・管理における課題を解決するため、フィールドデータ伝送システム「SESAME」を開発しました。同社は、水位計、水質計、気象計、監視・防犯カメラなど、各種フィールドデータの遠隔監視ソリューションを提供するメーカーであり、クラウド対応システム「SESAME」シリーズの設計、製造、販売を主軸としています。具体的には、携帯電話通信網を利用する「SESAMEⅡ」シリーズ(危機管理型水位計SESAMEⅡ-02c、簡易型水位計、簡易型気象計、簡易型水質計など)や、LPWA(省電力広域無線)技術を活用し通信設備のない場所でもデータ伝送を可能にする「SESAMEⅢ」シリーズ、さらに静止画・動画伝送に対応した「SESAME-CAMERA」などを展開しています。 同社の強みは、太陽電池を利用した独立電源により設置場所を選ばず、ユーザーのニーズに合わせて多様な汎用センサーを接続できる柔軟性にあります。測定されたデータはクラウドサーバーに伝送され、PCやスマートフォンからリアルタイムで監視・分析できる「SESAME-WEB」などのソフトウェアサービスも提供しています。これにより、河川・砂防防災管理、農業用水管理、環境調査、スマート農業・水産業支援など多岐にわたる分野で活用されています。特に、寒冷地から熱帯泥炭地まで過酷な環境での設置実績とノウハウを持ち、メンテナンスの容易さと汎用品の使用により、大手製品の1/5~1/10という低価格で信頼性の高いシステムを提供しています。 国内では、研究機関、国、自治体、大学、高速道路、民間企業などへ約1000台の導入実績があり、国土交通省の「革新的河川管理プロジェクト」における危機管理型水位計や簡易型河川監視カメラの現場実証にも参加しています。海外展開にも積極的で、JICAやADCAの事業を通じてインドネシア、ベトナム、タイなどでシステムを導入し、2017年12月時点で12件110台の海外販売実績を誇ります。異常気象による災害防止や、東南アジアでの環境問題解決に貢献するビジネスモデルを確立し、国内外の農業、環境、防災分野での貢献を目指しています。