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東京都 品川区 東大井4丁目14番4号
株式会社奈良機械製作所は、1924年に奈良商店として創業し、日本の産業機械分野において特に粉砕技術のパイオニアとして知られています。同社の事業の中核をなすのは、創業者である奈良自由造が1927年に開発した「自由粉砕機」に代表される各種粉砕機の製造・販売です。この自由粉砕機は、国産初の奈良式高速衝撃粉砕機として、当時の技術では困難とされた弾力性があり高温で変質しやすいカゼイン(農薬の展着剤)などの微粉砕を可能にしました。従来の石臼やロールミル、ボールミルといった圧縮・摩擦で粉砕する方式とは異なり、高速回転する回転盤に取り付けられた衝撃柱による強力な衝撃力とせん断力を利用することで、短時間で大量の微粉砕を実現します。また、発生する高速気流による粉末の冷却効果も特徴の一つです。 同社は、この革新的な粉砕技術を基盤に、固い鉱物から柔らかい食品まで多種多様な原料の粉砕に対応する機械を提供してきました。戦後の食糧難の際には、芋の蔓や小麦のふすまといった代用食品の粉砕にも貢献するなど、社会のニーズに応じた技術開発と供給を行ってきました。自由粉砕機は、その歴史的意義と技術的貢献が評価され、2020年度に日本機械学会の「機械遺産」第102号に認定されています。同社は、この歴史と実績を背景に、粉砕・微粉砕技術のリーディングカンパニーとして、化学、食品、医薬品、農薬など幅広い産業分野の顧客に対し、高性能かつ信頼性の高い粉砕ソリューションを提供し続けています。長年にわたる技術開発と特許取得の実績は、同社の技術力の高さを物語っており、顧客の多様なニーズに応えるカスタマイズされた機械の提供も強みです。