株式会社縁の木は、「つながる縁であたらしい可能性を」をミッションに掲げ、コーヒー焙煎事業を軸に、地域共生と福祉連携を推進する多角的な事業を展開しています。同社の主要事業は、原産国からできる限り直接買い付けた高品質な珈琲豆の焙煎、卸売、小売です。オンラインストア「焙煎処 縁の木」と実店舗(東京都台東区蔵前)を通じて、注文ごとに少量焙煎された新鮮でオリジナリティあふれるコーヒーを提供し、お客様の好みに合わせた多様な焙煎度合い(浅煎りから極深煎りまで5段階)に対応しています。また、季節ごとにおすすめの珈琲を届ける定期便「味探し探検隊」も提供し、一般消費者へ新しいコーヒーの楽しみ方を提案しています。 同社の創業は、代表の次男が知的障がいを伴う自閉症スペクトラムと診断されたことをきっかけに、「親亡き後の知的障がい者が働ける場所を作りたい」という強い思いから始まりました。この理念に基づき、福祉事業所や障がい者雇用企業との協業を積極的に行い、知的障がい者が持つ集中力や繰り返し作業の正確性といった強みを生かせるオリジナル商品やノベルティ、ギフトの企画・開発・販売を手掛けています。さらに、施設外就労訓練の受け入れを通じて、障がいを持つ方々が自信を持って働ける実践的な場を提供しています。 地域共生事業としては、蔵前地区を中心としたサーキュラーエコノミーを推進する「KURAMAEモデル」を展開しており、そのノウハウはソフトウェア特許として出願されています。このモデルでは、コーヒーかすや鶏糞の堆肥化、ハーブ栽培、クラフトビール醸造、麻袋のアップサイクルなど、地域資源の循環と福祉連携を具体的に実践しています。地域住民や企業、自治体と連携し、地域廃材のたい肥化やアップサイクルに関する相談、見学、研修カリキュラムの作成も行い、他地域へのモデル展開も支援しています。また、「下町そぞろめぐりスタンプラリー」や「下町そぞろマルシェ」の企画・運営を通じて、地域コミュニティの活性化にも貢献しています。 さらに、同社は「ZEROラボ」というチャレンジショップを運営し、小さな挑戦をしたい個人や企業を応援しています。ここでは、夜の部「スナック雑談」や昼の部を通じて、地域資源を活かしたドリンクや福祉事業所のお菓子を提供。就労継続支援B型事業所との連携により、店舗運営や接客、販売の実践的な体験の場を提供し、障がいの有無や年齢、性別に関わらず誰もが役割を持てる社会の実現を目指しています。試作商品の展示販売、ワークショップ、地域活動など、多様な「やってみたい」を形にする場として機能しており、地域コミュニティの活性化にも貢献しています。同社は、中間事業者を極力減らし、生産者と適正な価格で直接取引を行うことで、持続可能なビジネスモデルを構築し、社会課題の解決と経済活動の両立を図っています。
従業員数(被保険者)
1人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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