代表取締役
名手孝和
確認日: 2026年4月14日
株式会社名手酒造店は、慶応2年(1866年)創業の長い歴史を持つ和歌山県海南市の老舗酒蔵です。同社は「心のこもった、親しまれる、本物の酒造り」をミッションに掲げ、清酒(日本酒)の製造・販売を主軸事業としています。特に純米酒に特化した高品質路線を追求しており、出荷量の95%以上が純米醸造酒で占められています。主力ブランド「黒牛」は、純米大吟醸から純米酒、無濾過生原酒、しぼりたて純米原酒まで幅広いラインナップを展開し、やわらかな香りと米の旨味を引き出した幅のある味わいが特徴です。その他、気品ある香りとキレの良さが際立つ大吟醸「一掴」、旨みとコクのある「菊御代」なども手掛けています。清酒以外にも、こだわりの純米原酒をベースにした「黒牛仕立て梅酒」や和歌山県産柚子果汁を使用した「黒牛仕立てゆず酒」といったリキュール製品も製造・販売し、多様な顧客ニーズに応えています。 同社の強みは、和歌山県内の契約栽培米に加え、兵庫県産山田錦をはじめとする全国の優良酒米を厳選して使用する原料へのこだわりと、蔵内の井戸から汲み上げる弱硬水の仕込み水です。この水が力強い発酵力を生み出し、幅と旨味のある酒質を形成しています。製造工程では、自社精米(現在は委託精米に転換中)から限定吸水、甑による蒸し、三段仕込み、低温での長期発酵、圧搾、ろ過、火入れ、貯蔵熟成まで、伝統的な手法と最新の設備を融合させています。近年では、リモートセンシング技術を導入し、発酵管理の高度化を図るなど、品質向上への飽くなき探求を続けています。 販売は国内の酒販店や飲食店、そして直営販売場「黒牛茶屋」を通じて行われ、地元和歌山県内への出荷比率も高く、地域に根差した事業展開をしています。また、2011年の東日本大震災以降は海外輸出にも積極的に取り組み、グローバル市場でのブランド成長を目指しています。全国新酒鑑評会での金賞受賞やIWC、KURA MASTERでのGOLD受賞など、国内外で数々の栄誉に輝いており、その品質は高く評価されています。さらに、2050年カーボン排出実質ゼロを目指す「カーボンゼロ参加宣言」を行うなど、環境保全への貢献も経営の重要な柱としています。新事務所出荷場棟や令和新瓶詰作業場の竣工といった設備投資も積極的に行い、作業環境と効率、衛生度の向上を通じて、持続可能な酒造りを目指しています。
従業員数(被保険者)
25人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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