代表
藤瀨良弘
確認日: 2025年10月28日
一般財団法人日本鯨類研究所は、鯨類の持続可能な利用と資源管理に資する科学的調査研究を主たる目的として活動しています。同法人は、鯨類の資源量推定、資源解析、資源分類に関する研究を多角的に実施し、個体群動態モデルの構築に不可欠な生物学的パラメータ(年齢・体長組成、成熟年齢・体長、妊娠率、死亡率など)の分析を行っています。具体的には、年齢査定のための耳垢栓、性成熟度判定のための精巣および卵巣、生殖研究のための胎児、成長研究のための体長などの致死的標本に加え、バイオプシー標本を用いたエピジェネティクス解析やプロゲステロン濃度測定、鯨の眼球試料を用いたアスパラギン酸ラセミ化法による年齢推定技術の開発など、先進的な分析手法の改善にも取り組んでいます。また、同法人は捕鯨における捕殺手段の改善に関連する大型鯨類の生理学的側面の研究や、海洋生態系、環境化学に関する調査も手掛けています。特に「寄鯨調査事業」では、1996年以来、日本沿岸における海産哺乳類のストランディング記録を継続し、2021年からは大型鯨類に特化した調査を政府委託事業として実施。漂着・座礁した鯨類から生物学的標本を収集し、鯨種、体長、性別、繁殖状態、年齢、遺伝子、汚染物質などの詳細なデータを取得し、資源管理に貢献しています。このデータは国際捕鯨委員会科学委員会(IWC SC)や北大西洋海洋哺乳類委員会科学委員会(NAMMCO SC)にも報告されています。さらに、UAV開発や衛星追跡センター準備室の設置を通じて、調査技術の高度化を図っています。広報活動としては、「くじら博士の出張授業」や「国際鯨類施設公開講座」などを通じ、鯨類に関する科学的知見や捕鯨文化、鯨食情報の普及啓発に努め、国内外の一般市民、研究者、行政機関、漁業関係者など幅広い層を対象に活動を展開しています。これらの活動を通じて、鯨類資源の適切な管理と、それを取り巻く文化・環境への理解促進に貢献しています。
従業員数(被保険者)
38人 · 2026年5月
25期分(2023/12〜2026/05)
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