代表者
代表取締役社長
清水栄一
確認日: 2026年4月20日
事業概要
東洋クロス株式会社は、大正8年(1919年)の創業以来、表面加工技術を核とした化学素材メーカーとして、装丁用クロス、合成皮革、コーティングフィルムの製造・販売を主要事業として展開しています。同社は、織物・紙・不織布などに塗料を塗り、乾燥・圧縮・接着などの加工を施す独自の融合テクノロジーを強みとし、多岐にわたる産業分野に貢献しています。 フィルム関連事業では、ポリエステルフィルムを主体とした表面改質薄膜コーティング加工を中核とし、離型フィルム、帯電防止フィルム、易接着フィルム、マットフィルム、高機能性フィルムなどを提供しています。これらの製品は、電子部品製造工程、自動車・工業用途の粘着ラベルやテープ、転写用、各種印刷用途、パッケージダミーフィルム、メンブレンフィルム、ポスターなどに幅広く利用されています。特に、クリーン環境下での生産体制を確立し、優れた剥離力安定性、耐シリコーン移行性、耐湿度依存性、透明性、塗膜均一性、平面性、インキ密着性、各種樹脂との密着性といった高機能性を実現しています。環境負荷低減にも注力し、リサイクルPETやトルエン・キシレンフリーの環境対応型離型フィルムも開発しています。 クロス関連事業では、創業以来の伝統と実績を誇る装丁用クロスをはじめ、印刷用クロス、絵画用キャンバス、金属代替紙刃などを手掛けています。装丁用クロスは書籍や高級ノート、製本資材に、印刷用クロスは銀行通帳表紙材や荷札、ゼッケンなどに使用され、布ならではの耐久性、耐水性、ソフトな風合い、そして独自のエンボス加工による多彩な意匠性が評価されています。 合成皮革事業では、乾式、湿式、ボンディング加工といった多様な製法を駆使し、本物に勝る触感と機能性を追求した製品群を提供しています。車両用シートやトノカバー、家具、雑貨、ヘッドフォン、防水シーツ、スポーツ衣料、手袋など、幅広い用途に対応。軽量性、耐久性、防汚加工技術、透湿性、難燃性、耐光性、吸放湿性能、グリップ性、タッチパネル対応といった高付加価値な機能性を付与し、顧客の多様なニーズに応えています。ビニル素材製品としては、PVC、TPO、TPUなどのコンパウンドをベースに、グラビアコーティング、発泡処理、エンボス加工を組み合わせることで、手帳や辞書の表紙材「Delicious Soft」のような多彩な外観と機能を持つ製品を供給しています。 同社は、長年にわたり培ってきた独自のコーティング技術、エンボス加工技術、アルカリ処理技術、ウレタン造膜技術、接着技術を基盤に、顧客の要望に応じた受託加工や新規開発にも積極的に取り組むビジネスモデルを展開しています。これにより、社会の様々な課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指しています。
キーワード
決算ハイライト
総資産
109億円
KPI
自己資本比率_単体
40.34% · 2025年3月
3期分(2023/03〜2025/03)
