事業概要
医療法人信和会は、兵庫県西宮市に拠点を置く総合病院「明和病院」を運営し、地域住民の健康を支える多岐にわたる医療サービスを提供しています。同社は特に消化器疾患とがん治療に強みを持っており、肝臓、胆道、膵臓のがん診療においては、高度技能医3名が在籍する高度技能医研修施設のA分類に認定され、肝切除術やラジオ波焼灼術などあらゆる治療を一つの診療科で提供できる体制を確立しています。また、日本大腸肛門病学会指導医・専門医が下部消化管・肛門疾患の診療を担当し、直腸がんに対しては抗がん剤、放射線治療、腹腔鏡下手術を組み合わせた集学的治療により、人工肛門を回避し再発率を低く抑える実績を上げています。24時間365日対応のER体制「明和ER」を導入し、1次から2.5次までの幅広い救急疾患に対応、「断らない救急」を掲げ地域医療に貢献しています。 がん治療においては、付属の「明和キャンサークリニック」で高精度放射線治療装置Elekta Synergyを用いた強度変調放射線治療(IMRT)や体幹部定位放射線治療(SBRT)、画像誘導放射線治療(IGRT)を提供し、高周波温熱療法やPET-CT検査も実施。本院の化学療法センターでは、手術不能進行がんに対する多剤併用化学療法やがん幹細胞阻害剤の併用により根治を目指す治療も行っています。 その他、スポーツ整形外科では関節鏡を用いた最小侵襲手術やリハビリテーションに注力し、膝前十字靭帯損傷や半月板損傷で県下有数の治療実績を誇ります。産婦人科では硬膜外無痛分娩や助産師主導の院内助産、産後ケア外来を提供し、婦人科悪性腫瘍の治療にも携わっています。小児科では出生直後から中学卒業までの小児を対象に、アレルギー疾患や神経疾患の診療、乳児健診、予防接種、食物負荷試験などを実施。さらに、女性特有の骨盤臓器脱や排尿・排便障害に対応する「骨盤底(機能障害・臓器脱)センター」を設置し、婦人科、外科、泌尿器科、リハビリテーション科が連携した専門的治療を提供しています。2023年10月には兵庫県初の国産手術支援ロボット「hinotori」を導入し、大腸がんや骨盤臓器脱手術における低侵襲で安全な治療を推進しています。 同法人は「ゆりかごから看取りまで」のシームレスな医療提供を目指し、地域包括ケア病棟や鳴尾在宅療養相談支援センターを通じて、在宅医療への移行支援や医療・介護連携の強化にも取り組んでいます。これらの取り組みにより、「親切と信頼をめざした医療」という理念のもと、地域に密着した質の高い総合医療サービスを提供し続けています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
873人 · 2026年4月
25期分(2023/12〜2026/04)

