- 法人番号
- 9050001048645
- 所在地
- 東京都 千代田区 神田猿楽町2丁目8―11VORT水道橋Ⅲ9階
- 設立
- 従業員
- 3名
- 企業スコア
- 44.1 / 100.0
代表
山村英司
確認日: 2026年4月17日
シンコムアグリテック株式会社は、収益性・持続性の高い有機農業を設計し流通させる“有機農業スタートアップ”です。同社は有機農業というフィールドで「需要家」「商品」「場所」を繋ぎ合わせ、持続的なビジネスを創造しています。主要な事業として、まずインドにおけるオーガニックコットンの開発プロジェクトを展開しています。これはアパレル企業のサステナブルな洋服作りへのニーズに応えるもので、インドのタミルナドゥ州で綿花の契約栽培を推進。農薬や化学肥料に頼らない持続可能な農業を普及させ、確かなトレーサビリティを備えた原料供給を実現しています。同社は自社のアグリテック技術を活用し、種子の手配から栽培、収穫、ジニング(綿繰り)までを一貫して管理。インドの有機認証制度NPOPに加え、GOTS、BCI、OCSといった国際的な認証制度にも対応し、輸出先ごとのニーズに応じた柔軟な品質管理体制を構築しています。さらに、現地資材を活用した有機肥料の導入や輪作体系の推進など、リジェネラティブ農業(再生型農業)にも積極的に取り組み、地域の農家の所得向上や土壌の健全化を目指しています。2022年度にはアパレル大手企業との協業も開始し、オリジナルTシャツの原料供給やESG戦略に基づく商品開発支援を通じて、サステナブルな素材供給のモデルケースとして産業全体への波及を進めています。現在、契約農家数は300戸、管理面積は600ha以上に及び、ジニング工場、紡績工場、縫製工場と連携し、製品までの一貫したトレーサビリティを確保しています。 次に、日本国内では静岡県牧之原市を中心とした茶畑転作プロジェクトを推進しています。これは茶農家の高齢化や茶価の低迷、耕作放棄茶畑の増加といった地域課題の解決を目指すものです。同社はこのプロジェクトの一環として、耕作放棄された茶畑を整備し、無農薬・ノーワックスのレモン栽培へと転換。「波乗りレモン」としてブランド化し、牧之原市、菊川市、掛川市、御前崎市、島田市、富士市、吉田町といった地域で約70戸の農家が生産に参加しています。「波乗りレモン」は潮風が吹く温暖な土地で丁寧に育てられ、防カビ剤・ワックス不使用で皮まで安心して食べられるのが特徴です。品種にはりのか、スイートレモン、マイヤー、ユーレカ、リスボンなどがあります。また、茶の再資源化にも注力しており、「静岡茶炭の会」を立ち上げ、伐採や剪定で出る茶の木を炭化してバイオ炭として圃場に施用。J-クレジット制度に登録することで、農家にクレジット収益を還元する仕組みを構築しています。さらに、未利用茶葉から抽出したカテキンを抗菌・消臭効果を持つ繊維製品に応用するなど、“飲むお茶”にとどまらない新たな価値提案も行っています。これらの取り組みを通じて、同社は土地の再活用、木質資源の循環、機能性の再発見という軸で、持続可能な地域社会の実現に貢献しています。
従業員数(被保険者)
3人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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