代表取締役
中村浩次
確認日: 2026年4月15日
有限会社中村製作所は、精密鋳造を専門とする企業であり、特にロストワックス精密鋳造技術を核として多岐にわたる製品とサービスを提供しています。同社の事業は大きく分けて、産業用部品の製造、美術工芸品の製造、そしてものづくり体験プログラムの提供の三本柱で構成されています。 産業用部品の分野では、シリコンゴム型ロストワックス鋳造と金型ロストワックス鋳造の二つの主要な製法を駆使しています。シリコンゴム型ロストワックス鋳造は、小ロット生産や複雑な形状の美術品、鋳物、船舶用フランジ(キュープロニッケル/白銅)などの製作に適しており、一点からのオーダーにも対応可能です。一方、金型ロストワックス鋳造は、機械部品、特に導波管のような大ロット生産を要する製品に強みを発揮し、5/1000mmという高い寸法精度を実現しています。この製法により、複数の部品を一体化することでコストダウンや安全性・精度の向上に貢献しています。使用する金属素材は、ブロンズ(青銅)、真鍮(黄銅)、シルジン青銅、白銅、アルミ、鉄、ステンレス、銀、金など多岐にわたります。 美術工芸品の分野では、長年の鋳造技術を活かし、様々なオリジナル製品を展開しています。2021年に立ち上げたオリジナルブランド「ifuki(イフキ)」では、お香立て、箸置き、ダンベル、花器など、現代のライフスタイルに馴染む独自性の高いアイテムを提供。2022年には蝋型原型による龍製品専門ブランド「GARYU」を立ち上げ、龍の小物、置物、香炉などを展開しています。さらに、2023年には小さな置物を中心とした「giga project」を始動し、「鳥獣戯画」や「伊藤若冲」の絵画をモチーフにした精密な造形の置物、卯(うさぎ)の置物、添配(盆景)、お香立て(忍者、達磨、ロボット)、箸置き、干支シリーズなどを手掛けています。また、伝統的な技術と現代の感性を融合させた「鋳造神棚」も提供しており、コンパクトながら唯一無二の存在感を放つ「祀龍」や、オブジェ感覚で御神符を祀る「雲の間」などがあります。特注品としてオリジナル銅ドアノブの受注販売も行っています。 地域貢献やものづくりの魅力を伝える活動として、「ロストワックス・ラボ」を運営し、小学生以上を対象としたものづくり体験ワークショップや工場見学を提供しています。ここでは、参加者が蝋で原型を制作し、後日同社が鋳造して金属製品として完成させるという、鋳造の面白さを実感できるプログラムを提供しています。リサイクルアルミを活用した雪だるま作り体験など、環境に配慮した取り組みも行っています。同社は、高岡銅器の産地で培われた400年の歴史を持つ技術を背景に、精密な造形と高い品質を追求し、産業界から一般消費者、そして未来を担う子どもたちまで、幅広い顧客層に価値を提供し続けています。
従業員数(被保険者)
10人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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