代表
山村登
確認日: 2026年4月12日
株式会社山村製作所は、新潟県三条市に拠点を置く、理美容鋏および各種利器材に特化した製造メーカーです。同社は「鋼に対して嘘をつかない鍛冶屋」を理念に掲げ、創業以来、高品質な刃物材料の提供を使命としています。事業内容は、株式会社プロテリアル(旧:日立金属株式会社)の刃物鋼代理店業務、各種刃物用生地の製造販売、冷間温間プレス鍛造加工の三本柱で構成されています。 理美容鋏材製造においては、鋼材の選定から鍛造、自研・機械加工、磨き材に至るまで、製品化の全工程を自社内で一貫生産する体制を確立しています。これにより、中間ロスを排除し、短納期・低コストでの提供を実現。主要な取扱鋼材は、業界で高い評価を得る安来鋼440Cと、同社独自のノウハウが詰まったオリジナル鋼材である安来鋼ATS314です。特に、丸棒ではなく板材からの低温鍛造にこだわり、金属組織の均一化と損傷防止を徹底。また、鋏の切れ味と永切れを左右する「裏スキ」加工には独自の技術と設備を投入し、均一で細かいピッチの加工を実現しています。スキ鋏の目切りにはワイヤーカットを用い、200種類以上の複雑な櫛刃形状に対応し、多様なカット率と切れ味を提供。常時80種類以上、特殊形状を含めると200種類以上の製品ラインナップを誇り、多品種・小ロットからOEM生産まで幅広く対応しています。 利器材製造では、日本の刃物の特徴である鉄と鋼を接着した構造を、ロール圧延技術で再現。利器メーカーの要望に応じた鋼と地金を接着し、最終製品の形状に合わせた成型も同時に行います。ノミやステンレスの割込みといった難度の高い鋼付けも機械化により高品質かつ効率的に行い、利器材用鋼材(白紙、SK材)、鍛造材・複合材、そして日本刀の技術を応用した積層鋼(ダマスカス鋼)の素材を提供しています。同社の鍛造品は、組織の微細化と形状に適した方向性を持たせることで、耐摩耗性、靭性に優れた刃物を作り出すという強みがあります。顧客は理美容鋏メーカーや各種利器メーカーであり、同社の一貫生産体制と高度な鍛造・研磨技術、そして品質への妥協なき姿勢が、世界中に「確かな切れ味」を提供する基盤となっています。
従業員数(被保険者)
27人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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