九鬼肥料工業株式会社は、文化2年(1805年)に塩・肥料問屋として創業した歴史を持つ肥料メーカーです。同社は、肥料の製造と販売を主要事業とし、長年にわたり農業の基盤を支える資材を提供してきました。創業当初は魚肥や植物性肥料の問屋として、北海道、樺太、北陸、朝鮮半島からの魚肥類や、中国東北省の大豆粕、菜種油粕などを取り扱い、肥料運送のために貨物船を擁するなど、広範な事業を展開していました。明治期には有機配合肥料の製造を開始し、大正期には過燐酸石灰の製造事業に参画するなど、時代とともに事業内容を拡大しています。昭和36年(1961年)に製造部門を分離独立させ、現在の法人組織となりました。 現在、同社は農業用肥料の製造・販売を主軸としつつ、肥料の新たな用途開拓にも注力しています。具体的には、林業、ゴルフ場、都市緑化事業、一般家庭向けの園芸用肥料など、農業分野以外への展開を進め、「生産資材」から「商品」としての肥料の価値創造を目指しています。製品開発においては、各地域の作物、気候、土壌の性質に応じた成分配合の調整を重視しており、本社工場(三重県四日市市)と釧路工場(北海道釧路郡)での製造に加え、他の肥料メーカーとのOEM提携を通じて、地域ごとのニーズにきめ細かく対応しています。全国にわたる販売網と迅速な供給体制を構築し、顧客の多様な要求に応えることを強みとしています。また、ポリサルフェイトなどの特定肥料の取り扱いや有機JAS登録肥料の提供も行い、持続可能な農業への貢献も視野に入れています。
従業員数(被保険者)
46人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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