事業概要
軽自動車検査協会は、昭和47年9月1日に設立された、道路運送車両法に基づき軽自動車の検査事務を全国で唯一実施する認可法人です。設立当初は国からの出資金で運営されていましたが、昭和62年には民間法人化され、現在は軽自動車ユーザーからの手数料で運営されています。同協会の主要な目的は、軽自動車の検査を通じて、安全・安心で環境に優しい地域社会の実現に貢献することです。具体的な業務内容としては、二輪の軽自動車などを除く軽自動車の新規検査、継続検査、構造等変更検査、予備検査、臨時検査といった各種検査事務に加え、軽自動車に係る自動車重量税、軽自動車税種別割、自動車損害賠償責任保険契約または共済契約の締結確認事務を行っています。また、名義変更、住所変更、希望ナンバー、廃車、輸出関連など、軽自動車に関する様々な手続きの案内と受付も実施しています。同協会は、全国に89箇所の事務所・支所と177基の検査コースを設置し、年間約1700万件の検査事務を処理しています。近年では、自動車の電動化や自動化といった技術革新に対応するため、検査技術の向上に努め、令和6年10月には先進安全技術に用いられる電子制御装置の機能確認のためOBDを活用した検査を開始しました。さらに、利用者サービスの向上と業務効率化のため、令和元年5月からは軽自動車OSS(ワンストップサービス)を導入し、令和6年1月には自動車検査証の電子化を実現するなど、デジタル化を積極的に推進しています。混雑緩和策として、施設の移転拡張、増コース、コールセンターの設置、インターネットによる検査予約システム、検査案内員の配置なども行い、利用者の利便性向上に努めています。

