代表者
代表
津田功順
確認日: 2026年4月17日
事業概要
プラスジャック株式会社は、福井県鯖江市に1988年に創立された、眼鏡製造を主軸とするものづくり企業です。同社は、綿花を主体とした植物性樹脂であるセルロースアセテートの加工に特化しており、刃物を使った切削成形から、熱を加えての曲げ、溶剤による貼り付け、磨き、埋め込み、打ち込みといった160工程以上のアセテート材に関する全工程を社内で一貫して行っています。この一貫生産体制は、分業が主流の鯖江においても数少ない強みであり、高額な金型を使用せず、最小ロット1個からのオーダーメイドやOEM/ODM生産を可能にしています。 同社の事業は、自社ブランドの眼鏡フレーム(COUJU、Space Elevatorなど)やサングラス(Champagne)、ルーペの企画・開発・製造・販売に加え、アセテートの特性を活かした多様な小物雑貨やアクセサリーの展開も特徴です。具体的には、笛のアクセサリー「effe」、メガネホルダーになるピンバッジ「meganepin」、様々な形状のピンバッジ「PINS PLUS」、腕時計「IEZZA WATCH」、髪留めにもなるマスクフック、アウトドアナイフ「BRISH KNIFE」など、多岐にわたる製品を手掛けています。これらの製品は、工場隣接の直営店「Plusjack Shop」や公式オンラインショップ、各種イベント、国内の取扱店を通じて、個人顧客から企業、クリエイターまで幅広い層に提供されています。 また、同社は眼鏡の修理・メンテナンスサービスも提供し、フレームの傷取り、ツヤ磨き、ねじれ修正、鼻パッドの交換など、顧客が長く愛用できるようサポートしています。さらに、鯖江の眼鏡づくりの魅力を伝えるため、工場見学や、セルロースアセテートを使ったブローチ・キーホルダー作り、メガネピンバッチ作りなどのワークショップも開催し、ものづくりの楽しさを発信しています。同社は「助ける」をテーマに、鯖江の眼鏡産業が始まった歴史的背景を大切にし、培った技術とノウハウを活かして顧客の課題解決や「わくわく」の提供を通じて社会貢献を目指しています。次世代の職人育成にも力を入れ、「プラスジャック大学」を運営し、社員の多能工化や国家資格取得を支援するなど、持続可能なものづくりと地域社会の発展に貢献しています。

