NT&I株式会社は、有機成分と無機成分を最適な構造で組み合わせる独自の有機・無機ハイブリッド技術を核に、従来の材料では実現困難な高機能性コーティング材料の開発・提供を使命としています。同社は信州大学繊維学部Fii施設内に研究室を構え、同学部の村上泰教授の技術を活用しながら、機能性微粒子やポリマーを塗料化することで幅広い分野への応用を可能にしています。主要な事業内容として、まず「親水化技術」では、シリカナノ粒子とシリカポリマーをハイブリッドした、親水性、密着性、耐候性、透明性、帯電防止性に優れたコーティング剤を開発し、外壁やサッシのセルフクリーニング、ガラスやフィルムの防曇、プラスチックの防傷、構造物の防汚などに貢献しています。次に「防カビ・消臭技術」では、TiO2タイプとMgAl化合物タイプの防カビ・消臭剤を提供し、カビや藻の繁殖抑制、アミン臭や腐卵臭の消臭を実現。さらに、光触媒コート剤として酸化チタンナノ粒子を用いた抗菌・防汚作用のある水系コーティング剤も手掛け、常温乾燥での定着や可視光応答タイプも展開しています。「難燃化技術」では、軽元素で構成される難燃性微粒子と有機ポリマーを組み合わせた水系難燃性コーティング剤を開発し、木材、紙、樹脂フィルムなど様々な素材の表面に塗るだけで難燃化を可能にし、VOC削減にも寄与しています。最後に「電着技術」では、芳香族ポリエステル系のアニオン電着塗料を開発。80〜140℃の低温で高硬度な被膜を形成し、複雑な形状や熱に弱い部材への均一な塗装、多色対応、VOC削減を実現しています。これらの技術は、建材、自動車、光学、電子部品、環境、生活用品など多岐にわたる産業の顧客層に対し、新たな価値とソリューションを提供しています。同社のビジネスモデルは、これらの独自技術を基盤とした製品開発に加え、顧客の具体的な要望に応じた共同開発や受託研究を通じて、機能性コーティング材料に関する研究開発を推進するものです。2015年には「研究成果展開事業(スーパークラスタープログラム)」への参画や「nano tech 2016」への出展など、積極的な事業展開を行っています。
従業員数(被保険者)
3人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
このデータをAIで活用
Claude / ChatGPT / Cursor などの MCP 対応クライアントから、NT&I株式会社の決算公告・登記履歴・役員・関係企業・知財・政府調達などの構造化データを直接取得できます。無料 20 クレジット/月で利用可能、9 種類のツールを提供。
接続方法を見る