代表者
代表
殿塚建吾
確認日: 2025年6月17日
事業概要
有限会社トノコーポレーションは、かつて品川区中延に位置したビル型シェアアトリエ「インストールの途中だビル」の運営を主要事業としていました。同社は2012年4月に誕生したこの6階建てビルを、現代美術家、服飾デザイナー、演劇団体、画家、キャンドル作家、革鞄作家、ランジェリーデザイナーなど、多岐にわたるジャンルのアーティストやクリエイターが集う刺激的な実験場へと再生させました。約13年間の運営期間中、同ビルには延べ100組近くのクリエイターが入居し、創作活動の拠点として利用されました。 同社が提供していたサービスは、24時間365日利用可能な個室ブースの貸し出しが中心で、月額33,700円から作業スタイルに合わせて広さを選択できるプランを用意していました。入居者は音や匂いを気にすることなくミシン作業や電動工具の使用が可能であり、壁面塗装や棚の設置といったDIYによるスペースのカスタマイズも自由に行えました。また、1階の「ハイギャラリー」と4階の「インストジオ」という2つのギャラリースペースを、展覧会、マーケット、ワークショップ、撮影、演劇公演など多目的にレンタル提供し、ビル会員以外も利用できる開かれた場としていました。 「インストールの途中だビル」の大きな特徴は、入居者間の活発な交流とそこから生まれるコラボレーションでした。メンバーミーティングやオープンアトリエ、忘年会・新年会といったイベントを通じて、異なる分野のクリエイター同士が刺激し合い、共同展示会や作品制作、さらには地域のお店や商店街との連携など、多岐にわたるプロジェクトが実現しました。例えば、ユニクロ中延店への大型作品常設展示やベンチ・照明の設置といった実績も有しています。同ビルはテレビ、新聞、雑誌など多数のメディアで取り上げられ、そのユニークな取り組みとコミュニティ形成が高く評価されました。 しかし、ビルの老朽化に伴い、同社は2024年12月31日をもって「インストールの途中だビル」の運営を終了し、2025年1月25日にはクロージングパーティーを開催しました。現在は、閉業した「インストールの途中だビル」のこれまでの活動や思い出を記録するアーカイブサイトの運営を通じて、その歴史と価値を後世に伝える活動を行っています。また、運営会社である「まちづくり会社ドラマチック」を通じて、360°動画制作サービスも提供しており、過去の経験とノウハウを活かした新たな事業展開も模索していると考えられます。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
32人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)

