代表者
代表
渡辺賢治
確認日: 2026年4月17日
事業概要
一般社団法人漢方産業化推進研究会は、2013年に設立された、漢方の産業化を推進することを目的とした組織です。急速な高齢化が進む日本において、「病気」を診る医療から「人間」を診る全人医療への転換が求められる中、漢方が果たす役割の重要性を認識しています。同法人は、漢方を支える生薬の82%を中国産に依存している現状を打破し、安定的な国内供給体制を構築することを喫緊の課題と捉えています。また、トレーサビリティが確立された安心・安全な日本産生薬とその製品に対する海外からの高い需要に応え、漢方を大きな産業へと発展させる可能性を追求しています。 主な活動内容は、漢方分野におけるバリューチェーン全体を対象とした事業化支援、政策提言、調査研究、情報発信です。具体的には、薬草栽培から製品化、医療周辺機器・システムの開発、さらには海外展開までを見据え、各種相談対応、国プロ等への申請支援、地方自治体や企業間の提携支援、漢方分野の人材育成に取り組んでいます。政策提言では、会員企業や地方自治体の意見を反映した政策検討・提言を実施し、産業化に必要な調査研究結果を共有しています。情報発信としては、講演会、シンポジウム、漢方関連イベントの開催を通じて、漢方産業化の重要性を広報・PRしています。神奈川県、富山県、奈良県といった漢方産業化に積極的な自治体や多様な企業群との協働を促進し、2013年には「日本再興戦略に資する漢方を通じた国家戦略特区」の提案を行うなど、具体的な成果を上げています。これらの活動を通じて、予防・医療・介護をつなぐ新しいサービスの創生と、持続可能な社会保障制度の構築に貢献することを目指しています。

