代表取締役
阿部仁
確認日: 2026年4月17日
株式会社阿部亀商店は、明治16年創業の歴史を持つ宮城県塩竈市を拠点とする水産物関連企業です。同社は「人と海とのやさしい関係を築く企業」を理念に掲げ、多岐にわたる事業を展開しています。 主要事業として、まず水産物卸売業では、地元塩竈港に水揚げされる生マグロやカツオを中心に、宮城県内はもとより全国各地の魚を取り扱っており、安心安全で新鮮な魚の安定供給に貢献しています。次に水産物貿易業では、三陸産の水産物の輸出を手掛けるとともに、国内の水産加工業者向けに加工原料の輸入販売も行い、国内外の水産物流通を支えています。 水産加工業においては、持続可能な漁業に積極的に賛同し、「サスティナブルシーフード」ブランドを展開しています。このブランドでは、三陸で一本釣り漁法により水揚げされた天然ビンナガマグロを冷凍せず、宮城県松島湾産の藻塩のみで加工した食品添加物不使用の「TUNA」や、生態系に影響の少ない養殖で育てられた宮城県石巻産銀鮭を同様に加工した「SALMON」を提供しています。これらは肉厚で食べ応えがあり、DHA、EPA、ビタミン類、ミネラルなどの栄養が豊富で、健康志向の顧客層に支持されています。また、同社独自の特許技術「軟化加工魚肉の製造方法」(特許番号:第3559820号)を活かし、加熱すると硬くなりがちな三陸産カツオを、美味しさと栄養を保ちつつ柔らかく加工した新食材「さくらがつお」を開発。これは地元の小中学校の給食にも採用され、地産地消と子供たちの食育にも貢献しています。 さらに、製氷冷蔵業では「エース冷蔵」および「エース冷蔵第二」を運営し、塩竈の「鮮」を支えています。不純物を取り除いた高品質な氷を地域に供給するほか、合計7,590トン(うち超低温1,120トン)の冷凍収容能力を持つ冷蔵倉庫と保税冷蔵倉庫を完備し、鮮魚や水産加工品の原料、製品を最適な状態で保管・管理しています。日産30トンの製氷能力も有し、水産物の鮮度維持に不可欠なインフラを提供しています。 同社は、東北大学の次世代放射光施設のトライアルユース事業に選定され、かつ節の硬化メカニズムに関する研究に取り組むなど、科学的なアプローチで水産加工技術の革新にも挑戦しています。これらの事業を通じて、阿部亀商店は豊かな海の資源を守りながら、高品質で体にやさしい水産物を国内外に提供するビジネスモデルを確立しています。オンラインショップを通じて一般消費者への販売も強化しており、幅広い顧客層に「おいしい」と「やさしい」を届けています。
従業員数(被保険者)
29人 · 2026年5月
26期分(2024/04〜2026/05)
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