代表
豊澤孝彦
確認日: 2026年4月17日
奈良豊澤酒造株式会社は、明治元年(1868年)の創業以来、「高品質のお酒を多くの方に」という一貫した理念のもと、清酒製造業を主たる事業としています。同社は、昭和40年代から純米酒造りに注力し、現在では生産する酒の約8割が純米酒以上の特定名称酒で占められています。酒造りの根幹には、杜氏の勘と経験を重んじる伝統的な手造り製法があり、洗米から麹造り、もろみの仕込み、搾りに至るまで、機械化を極力避け、蔵人総出で丁寧な作業を行っています。特に、麹造りにおいては、純米酒には糖化力の強い「総破精」に近い麹を、大吟醸や吟醸酒には米粒内部まで菌糸が入り込む「突き破精」の麹を使い分けるこだわりを見せています。また、蔵内から分離培養した自家製酵母を使用することで、独自の香り高くすっきりとした飲み口の酒を生み出しており、これが純米吟醸「無上盃」や「貴仙寿吉兆」といった代表銘柄の個性となっています。 同社の主要製品には、山田錦を精米歩合35%まで磨き上げた香り豊かな大吟醸「豊祝」をはじめ、奈良県農業研究開発センターと共同で開発・試験醸造に携わった奈良生まれの酒造米「奈々露」を使用した純米酒や純米吟醸、岡山県産備前雄町を100%使用した純米吟醸酒など、多岐にわたる日本酒があります。さらに、寒い季節に最適な燗酒用純米酒「ほろ酔い」や、甘酒や粕汁に人気の「豊祝の酒粕」、奈良県産梅を使用した梅酒なども手掛けています。 長年の実績として、「大吟醸 豊祝」は全国新酒鑑評会で平成2年(1990年)から連続5年を含む計16回の金賞を受賞しており、その品質の高さは広く認められています。また、杜氏の藤沢忠治は平成14年に「現代の名工」に選出されるなど、技術力も高く評価されています。販売チャネルは、本社併設の醸造元小売販売に加え、公式ネットショッピングを通じて全国の顧客へ蔵元直送で提供。さらに、近鉄奈良店、近鉄大和西大寺店、近鉄難波店、大阪天王寺店に直営の呑み処店舗「蔵元豊祝」を展開し、一般消費者や日本酒愛飲家に対して、直接製品を届けるビジネスモデルを確立しています。和食はもちろん、洋食や中華料理にも合う多様な日本酒を提供することで、幅広い顧客層に支持されています。
従業員数(被保険者)
19人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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