事業概要
公益社団法人日本経営工学会は、経営工学の進歩発展に関する事業を推進し、科学技術と文化の発展に寄与することを目的とする学術団体です。経営工学を、多様な経営関連問題を発見し解決するための工学的アプローチに基づく経営技術と定義し、その普及と深化に努めています。同法人は、年2回の研究発表大会(春季・秋季大会)を開催し、理論研究、基礎研究、応用研究、実証研究、産学連携研究、企業事例発表など幅広い分野の研究成果発表の場を提供しています。また、国際生産研究会議(ICPR)をはじめとする国際会議への参加を支援し、国際的な学術交流を促進しています。 同法人の活動は多岐にわたり、会員向けには「日本経営工学会論文誌」や「経営システム誌」といった学術誌の発行を通じて最新の研究成果や特集記事を提供しています。さらに、経営工学ハンドブックや生産管理用語辞典の編纂にも携わり、学術的資産の蓄積と普及に貢献しています。研究活動としては、研究部門や研究プロジェクトを設け、大学と企業が抱える重要課題に関する産学連携研究を推進。オンライン研究セミナーも定期的に開催し、活発な情報交換の場を提供しています。人材育成にも注力し、エリヤフ・ゴールドラット博士の「制約理論(TOC)」を学ぶ「ザ・ゴール研修」や「ザ・ゴール2 思考プロセス」研修を会員限定で提供し、実践的な問題解決能力の向上を支援しています。 会員は、名誉会員、正会員、学生会員、賛助会員の種別があり、大学の研究者、大学院生、企業の実務家、技術者、そして本会の目的に賛同する企業・団体が参加しています。北海道・東北から九州まで全国に支部を設け、地域に根差した活動を展開しています。同法人は、労働力不足、資源・エネルギー不足、気候変動、AIの進化といった現代社会の多様な課題に対し、経営工学が果たすべき役割の重要性を認識し、新たな研究テーマの開拓や、要素分解だけでなく全体最適を志向する統合的なアプローチの強化を通じて、社会と産業における経営工学のプレゼンス向上を目指しています。

