森内織物株式会社は、1947年の創業以来、大阪府東大阪市に拠点を置く老舗織物製造メーカーである。同社は、オフセット印刷基材であるブランケットを構成する基布製造を専業とし、この分野で世界的なシェアを維持している。国内での生産体制を堅持しつつ、1997年にはインドネシアに合弁会社PT.MORIUCHI INDONESIAを設立し、海外製造拠点を確立。欧州、北米、南米、中国へと販路を拡大するグローバル企業としての地位を築いている。長年のノウハウと業界独自の特殊な品質管理体制を強みとし、オフセット印刷業界において不可欠な存在となっている。 同社の事業は主に織物事業部、塗膜事業部、海外事業部の三部門で構成される。織物事業部では、平織りや綾織りを中心としたオフセット印刷基材用のインナー基布製造を主軸とし、380cmの広幅織機や熟練検査員による無欠点織物の生産、延伸加工やカレンダー加工といった特殊加工も手掛ける。スーピマ綿糸をはじめとする多様な原材料を使用し、ブランケット用基布、ホース用基材布、ダイヤフラム用基材布など幅広い用途に対応している。塗膜事業部では、高強度織物にシリコーン樹脂を塗工した複合シートを製造しており、ガラスクロス、バサルトクロス、ポリエステルクロス、PPクロスなどを基材とした耐候性、耐熱性、耐寒性、難燃性に優れた製品を提供。建材や道路補修分野での利用が中心であり、耐候性大型土のうやTBコートクロスといった二次加工品も開発している。 さらに、同社は新規事業として環境負荷低減を目指すメンブレン膜製造の合弁会社TOMAC CORPORATIONを設立し、次世代技術への投資も進めている。海外事業部では、タイ・バンコクに資材調達会社Rimo International Trade Co.,Ltd.を置き、綿化合繊糸、各種織物、金属製品などの工業用資材をグローバルに調達・販売する商社機能も担う。これらの多角的な事業展開により、同社は基幹事業である印刷用基布製造で培った技術と品質管理能力を活かし、新たな市場開拓と社会貢献を目指している。
従業員数(被保険者)
38人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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