代表
石原義規
確認日: 2026年4月17日
株式会社俵屋吉富は、宝暦5年(1755年)創業の京菓子製造販売業を主軸とする老舗企業です。同社は「菓心求道」を社是とし、「常にいい菓子を求め、菓子道に励むこと」を追求しています。代表銘菓「雲龍」は、相国寺の雲龍図に感銘を受けた七代目菓匠・石原留治郎が生み出した一世の名品であり、村雨餡で小倉餡を巻き込んだ独特の棹菓子として、職人の手わざと厳選された素材へのこだわりが詰まっています。同社の京菓子は、京都御所に近い本社工場で採掘した地下水を使用し、丹波大納言小豆や北海道産小豆、15種類以上の砂糖、10種類以上の寒天といった最高品質の原材料を熟練の職人が丁寧に加工することで、見て美しく、食べて美味しい、心に残る味わいを創り出しています。 販売チャネルは、本店、烏丸店、小川店といった直営店のほか、京都内外の百貨店、駅・観光地売店、ホテル売店、そしてオンラインショップを通じて全国の顧客に提供しています。また、全国各地で開催される「京都展」などの催事にも積極的に出展し、京菓子の魅力を広めています。 事業は菓子の製造販売に留まらず、文化発信にも注力しています。小川店に併設された「茶ろんたわらや」や、京菓子資料館内の「御茶席 祥雲軒」では、季節の生菓子と京都宇治のお抹茶を提供し、静寂な空間で京菓子文化を体験できる場を提供しています。特に京菓子資料館は、和菓子の歴史や糖芸菓子、再現菓子などの貴重な資料を常設展示し、京菓子文化の総合的な資料館として年間約2万人超の来館者を迎えています。さらに、京菓子文化サロンでは、職人による京菓子作り教室やお抹茶を点てる体験など、多角的な体験型イベントを提供し、京菓子の魅力を深く堪能できる機会を創出しています。多目的ホール「菓仙堂」の施設貸出も行い、文化交流の場としても機能しています。 近年では、2018年に新ブランド「といろ by Tawaraya Yoshitomi」をジェイアール京都伊勢丹に開業し、琥珀菓子や松露といった伝統的な和菓子をベースにしながらも、フルーツを組み合わせるなど、新たな発想で「十人十色の想いを届けるための和菓子」というコンセプトのもと、新しい和菓子のカタチを提案しています。宮内庁京都御所をはじめとする多くの御用先を持ち、全国菓子博覧会での名誉総裁賞受賞など、その品質と技術は高く評価されています。同社は、伝統を守りつつも革新を追求し、京菓子を通じて人々の心に豊かさを届けることを目指しています。
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