代表取締役社長
伊藤康裕
確認日: 2026年4月15日
株式会社伊藤精密製作所は、1959年の創業以来、部品製造(切削加工および組立)とFA装置の開発・設計・製造・販売を二つの主要事業の柱として展開しています。同社は半世紀以上にわたり、切削加工を中心に製品組立までの一貫生産体制を構築し、通信機器、住宅設備、ガス器具、自動車など幅広い分野へ高精度な製品を供給してきました。 切削部門では、真鍮、アルミ、ステンレスなどの素材に対し、ミクロン単位の超精度切削加工や研磨、メッキなどの表面処理まで手掛け、金型や鋳造技術も活用して高精度な部品製造に貢献しています。特に、ネットワーク社会に不可欠な情報通信機器部品、キッチンやバス、トイレなどの快適空間を支える水栓部品、安全性と安定性が求められるガス機器部品、そして世界トップクラスの品質を誇る自動車産業向けのエンジン周辺部品やハイブリッド車・電気自動車用コネクタなど、多岐にわたる産業のニーズに応えています。 また、同社はFA装置の研究開発にも積極的に取り組み、生産体制の合理化と販売体制の整備を進めてきました。開発部門では、究極の省力化と生産性向上を実現するFAシステム、自動供給機、製品集積装置、ロボットシステム、そして複雑な製品形状に対応する高精度な治具やアタッチメントを独自に開発しています。その中でも、自社開発製品である製品蓄積整列装置「ダコンアンシン」シリーズは、NC自動旋盤や鍛造機、プレス機、研磨機などから排出される加工品の打痕やキズを防止し、人の手で「そっと置くように」蓄積することで品質を保持します。省スペースでの設置が可能で、山積み防止のための自動ポジション移動、満杯時の自動箱交換機能により、長時間にわたる無人稼働を実現し、低コストでの大量生産、不良削減、工数・コスト低減に大きく貢献しています。この「ダコンアンシン」は、スター精密、ツガミ、シチズンマシナリーなど多数の機械メーカーの機種に導入実績があります。 組立部門では、通信機器やガス機器といった複雑かつ繊細な製品の組立を、セル生産方式を中心に手掛けており、自社加工部品や供給部品を問わず、最適な組立ラインを構築する技術力を持っています。安全性最優先のガス機器ラインや、無線LANアンテナ、衛星通信機器などのデリケートな通信機器ライン、さらにはあらゆる分野の複雑なアセンブリーに対応するフリーラインを展開し、製品の仕様に応じた性能、コスト、品質を考慮した最適なソリューションを提供しています。同社は「徹底した下請け」としての精密部品製造と、「自立したメーカー」としてのFA装置開発・販売という二つの顔を持ち、今後も精密切削加工技術の向上と「ダコンアンシン」の新製品開発を積極的に進め、海外事業展開も視野に入れたグローバル企業への成長を目指しています。
従業員数(被保険者)
54人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
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