代表者
代表取締役
飯沼一喜
確認日: 2026年4月17日
事業概要
株式会社飯沼本家は、江戸元禄年間(1688年~1703年)創業の歴史を持つ老舗酒蔵です。同社は、代表銘柄「甲子(きのえね)」を中心とした日本酒の製造・販売を主軸に、飲食事業、観光・体験事業、食品・雑貨販売など多角的な事業を展開しています。 日本酒製造においては、千葉県印旛郡酒々井町の地下100mから汲み上げる井戸水と、県内でも数少ない自社精米工場での「扁平精米」製法による高品質な酒米を使用。杜氏兼工場長を中心に、伝統的な酒造りの手法を守りつつ、機械化による精密な温度管理や瓶による火入れ(パストライザー)導入など、最新技術との融合により安定した品質と多様な味わいを実現しています。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、大吟醸といった清酒のほか、梅酒、柚子酒、本格粕取り焼酎、料理酒など幅広い商品を製造し、年間を通して氷温冷蔵庫で品質を維持。リンゴ酸多産性酵母を使用した「きのえねアップル」や、顧客が酒造りに参加する「Make Sake Project」など、企画性の高い商品開発にも積極的に取り組んでいます。 飲食事業では、築約300年の飯沼家当主の母屋を改修した日本酒と二十四節気料理の店「きのえねomoya」を運営。また、甲子直営店「きのえねまがり家」では、日本酒のほか、酒蔵ならではの食品や軽食、自家果樹園のブルーベリー糀ドリンクなどを提供するカフェを展開しています。 観光・体験事業として、酒蔵敷地全体を「きのえねかもしの森」と称し、多様なコンテンツを提供。酒蔵に宿泊できる「きのえね SAKE CAMP」、自社農園「きのえね農園」での酒米栽培やブルーベリー摘み取り・田植え・稲刈り体験、酒造りの現場や歴史的建造物を見学できる「酒蔵見学」、アート作品を展示する「まがり家ギャラリー」など、複合的な施設を運営しています。これらの施設では、「きのえね朝市」や「きのえね夜市」といった地域に開かれたイベントも定期的に開催し、地域活性化にも貢献しています。 同社のビジネスモデルは、高品質な酒類製造販売を基盤としつつ、飲食、宿泊、体験、文化発信を組み合わせた「観光蔵」としての展開を強化することで、日本酒の新たな価値を創造し、国内外の幅広い顧客層にアプローチしています。数々の品評会での受賞実績も、同社の高い品質と技術力を証明しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
30人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
