代表者
代表取締役
大竹直樹
確認日: 2024年3月31日
事業概要
東海溶業株式会社は1963年の創業以来、金型や設備の耐摩耗性・耐食性向上に特化した「肉盛溶接」のパイオニアとして、特殊溶接材料の開発・製造・販売、および溶接材料を用いた施工を手掛けています。同社の強みは、顧客の要求特性に応じて最適な合金を開発し、多品種少量ロットでの材料提供が可能な点にあります。また、溶接と溶射双方の受託加工を自社内で一貫して完結できるメーカーであることも大きな特色です。 同社の事業は大きく三つの部門に分かれます。第一に「溶接材料開発・製造部門」では、鋳鉄用、表面硬化肉盛用、ステンレス鋼用、耐熱鋼・ニッケル合金用、低合金用、高張力鋼用、銅・銅合金用、アルミニウム用など多岐にわたる特殊溶接材料を開発・製造しています。被覆アーク溶接棒、ティグ溶接溶加棒、マグ溶接用ワイヤ、ガス溶接用溶加棒、フラックス入りワイヤ、ろう材など、幅広い製品ラインナップを揃えています。 第二に「特殊溶接施工部門」では、肉盛溶接技術を駆使し、自動車製造用プレス金型、ダイカスト金型、鍛造金型といった各種金型の補修・改質、さらには主型、ダイプレート、射出成型スクリュー、スプロケット、混錬機羽根、ロールなどの設備・部品の再生・長寿命化を行っています。水道管などの鋳物製品のキズ補修にも対応し、アーク溶接、TIG溶接、MAG半自動溶接などの多様な溶接技術を適用しています。 第三の「溶射施工部門」では、アーク溶射、プラズマ溶射、HVOFダイヤモンドジェット溶射といった表面処理技術を提供しています。これらの溶射技術により、母材への熱影響を抑えつつ、耐食摩耗、耐摺動摩耗、耐衝撃、耐酸化硫化、耐高温腐蝕、電気絶縁といった多様な機能を持つ被膜を形成します。施工例としては、金属溶射による摺動摩耗特性の付与、セラミックス溶射による絶縁性向上、高硬度セラミックス溶射による耐摩耗性強化、耐熱・耐腐食溶射、そしてプレス金型の硬質クロムメッキ代替としての超硬溶射などがあり、金型の長寿命化やメンテナンスコスト削減に貢献しています。 同社は厳格な品質管理体制を敷き、ISO9001およびISO14001の認証も取得しています。日本国内に留まらず、中国、韓国、インド、タイ、インドネシア、メキシコ、アメリカ、イギリス、トルコ、ベトナム、マレーシア、ブラジルなど世界各国への取引実績を持ち、グローバルな視野で事業を展開しています。創業60年以上の歴史と研究開発への継続的な投資により培われた技術力は、自動車産業をはじめとする幅広い製造業の顧客から高い信頼を得ています。将来的には、溶接・溶射施工に加えて表面改質処理の商品の幅を広げ、総合表面改質メーカーとして社会の長寿命化に貢献することを目指しています。
キーワード
決算ハイライト
純利益
2,100万円
総資産
8.5億円
KPI
ROE_単体
4.92% · 2025年3月
9期分(2017/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
50.24% · 2025年3月
9期分(2017/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
34人 · 2026年4月
28期分(2023/12〜2026/04)
ROA_単体
2.47% · 2025年3月
9期分(2017/03〜2025/03)
