有限会社シマタニ昇龍工房は、富山県高岡市に拠点を置く、明治42年(1909年)創業の老舗工房です。同社は、江戸時代から続く伝統的な鍛金技法を核として「おりん」の製造・販売を主たる事業としています。おりんは、538年に仏教と共に日本に伝来して以来、心を落ち着かせ、祈りに集中するための仏具として不可欠な存在であり、同社はその伝統を現代に継承しています。同社のおりんは、百余りある金鎚・木槌を使い分け、真鍮の板を叩き、炎に当てる「焼きなまし」の工程を30回以上繰り返すことで、その独特の形と音色を創り出します。特に、おりんの縁を金鎚で叩いては聴き、叩いては聴き、調和のとれた「うねり」へと導く「調音」の工程は、唯一無二の美しい音色を生み出す同社の最大の強みです。この繊細な感性と確かな技量は、絶え間のない手仕事と祈りの中で歳月をかけて習得され、一子相伝によって代々受け継がれてきました。製品ラインナップは、寺院向けの伝統的な仏具としての「おりん」や「大徳寺型けいす」「平型」「ばい」に加え、現代の生活様式に溶け込むよう考案された一般向けの「おりん」シリーズや「ヒーリングりん」など多岐にわたります。これらの一般向け製品は、美しい音色をより身近に感じ、心身を整えることを目的としており、幅広い層の顧客に提供されています。また、同社はおりんの修理・調律も手掛けており、製品のアフターケアにも力を入れています。近年では、仏具の枠を超え、文化風習の違いを超えて世界各地の多様な人々の手元へと渡っており、国内外での展示会出展も積極的に行い、伝統技術と革新的なデザインを融合させながら、その技と意匠を進化させています。四代目である島谷好徳氏のもと、古きものを守りつつ、新たな創造にも挑戦し、鍛金の技術を活かした生活用品の自社ブランド「syouryu」も展開することで、伝統的な仏具市場だけでなく、現代のライフスタイル市場にも対応し、持続的な成長を目指すビジネスモデルを確立しています。
従業員数(被保険者)
6人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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