株式会社アスペクトは、積層造形(Additive Manufacturing:AM)技術、特に粉末焼結積層造形法(Selective Laser Sintering:SLS)を専門とする企業です。同社は、粉末床溶融結合(Powder Bed Fusion:PBF)方式のハイエンド3Dプリンタ「AM-E3」シリーズの開発、製造、販売、および保守サービスを主軸に事業を展開しています。これに加え、自社開発装置に最適化された粉末樹脂材料の共同開発と販売、さらに3Dプリンタを用いた試作品から最終製品までの受託造形サービス(モデリングサービス)を提供し、顧客の多様なモノづくりニーズに応えています。 同社の製品ラインナップには、研究開発向け小型装置から、小型部品の大量生産や大型部品の一体造形が可能な大型装置、スーパーエンジニアリングプラスチック対応機まで幅広く揃え、顧客の要望に応じたカスタマイズも行っています。提供する粉末樹脂材料は、ナイロン12、ポリフェニレンサルファイド、PFAといった高性能なエンジニアリングプラスチックやスーパーエンプラを含み、UL94V-0難燃性認証を取得した材料も扱っています。モデリングサービスでは、装置・材料メーカーとしての深いノウハウと全国のパートナー企業ネットワークを活かし、試作品から量産までスピーディーに対応し、表面仕上げや塗装などの付加加工も手掛けています。また、自動ブレイク装置「Spice ECCru」や自動ブラスト装置「Spice EPORE」といった後処理自動化ソリューションも提供し、生産効率向上を支援しています。 アスペクトは、独自の特許技術である「A粉検知」や「A-TOP」による造形品質の安定化、高精度・高速造形を実現する技術力を強みとしています。自動車、航空宇宙、防衛、医療、家電、産業機器など幅広い分野の顧客に対し、軽量化、高強度化、耐熱性、耐薬品性といった要求に応える部品製造を支援しており、東海大学ソーラーカーチームへのAM造形品提供実績も有します。さらに、企業や研究機関との共同研究開発にも積極的に取り組み、粉体材料の自動診断システム開発やCNF複合樹脂による積層造形、ニッケル基超合金の創成など、日本のAM技術の発展に貢献しています。2025年にはドイツに欧州拠点を設立し、グローバル市場での事業拡大と顧客サポート体制の強化を進めています。
従業員数(被保険者)
38人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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