代表
岩井巽
確認日: 2025年12月9日
株式会社五分は、青森県五戸町を拠点に、地域に根差した馬革製品を展開するブランド「GOBU」を運営しています。同社は、古くから馬の町として栄え、馬肉文化が根付く五戸において、これまで廃棄されていた馬肉の副産物である馬皮を100%活用し、純国産レザーとして再生させるアップサイクル事業を中核としています。この取り組みは、海外からの輸入原皮に依存しがちな皮革業界において稀有な存在であり、環境負荷の低減にも貢献しています。 同社の製品は、青森の風土や文化、特に馬と共に生きてきた人々の精神性や、北国で日用されてきた野良着や農民袋の構造美からインスピレーションを得てデザインされています。化学物質の使用を抑えた国産ナチュラルなめしを施した馬革は、牛革に比べて伸びやかで軽く、しなやかな質感が特徴です。また、日本でしか製造できない「無染色」のホワイトレザーをはじめ、多様なカラー展開で、馬が生きてきた証である傷やシワを個性として活かすものづくりを徹底しています。 主な製品ラインナップには、「えんぶり」祭りをモチーフにした「ENBURI KEY COIN CASE」、五角形のフォルムが特徴の「GOKAKU WALLET」、少ないパーツで構成された「A SHOULDER BAG」、そしてA4サイズが収納可能な「A TOTE BAG」などがあり、これらはオンラインストアを通じて全国の顧客に提供されています。同社は大量生産をせず、限りある青森県産馬革を丁寧に製品化するため、一部製品は予約販売形式を採用しています。 また、同社は他企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、家具工房「WOOD YOU LIKE COMPANY」とのリノベーションプロジェクトではカウンターソファ用クッションに馬革を提供し、さらに同社とのPOPUPイベントでは馬革を用いた新作家具(馬革のスツール)を発表するなど、異業種との協業を通じて馬革の新たな可能性を追求しています。これらの活動は、サステナブルな素材を求める個人顧客だけでなく、クラフトマンシップを重視する企業からも注目を集めています。同社は、今後も東北の未活用原料を活かした革づくりにも挑戦し、青森の馬革の魅力を国内外に発信していくことを目指しています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
9期分(2025/09〜2026/05)
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