代表者
代表取締役社長
八木唯貴
確認日: 2026年4月17日
事業概要
株式会社八木書店は、書籍の流通を中核事業とする企業です。同社は主に「新刊取次」と「アウトレットブック(バーゲンブック)事業」、そしてグループ会社である八木書店出版部の「出版物販売」を展開しており、出版社と小売店、そして最終読者を繋ぐ重要な役割を担っています。新刊取次部門では、国文学、歴史、宗教、社会科学といった人文系専門書を中心に約320社の出版社と取引を行い、良質な専門書を全国の書店へ供給しています。大手取次会社との提携により、広範な販売ルートを確保し、出版社への販売ルート拡大支援も行っています。アウトレットブック事業は、一度も読者の手に渡っていない新本を、再販売価格維持制度の拘束を外して低価格で提供するビジネスモデルです。同社はこの分野において、出版社や文具・玩具・雑貨メーカーから余剰在庫を完全に買い取り、カバー替えなどの美装作業を施した上で、全国の書店、量販店、催事業者、ネット通販業者などの小売店へ卸販売しています。卸価格は旧定価の20〜30%前後と設定されており、小売店は高い粗利を確保しつつ、消費者に大幅な割引を提供できる点が強みです。常時12,000タイトル以上、200万冊を超える在庫から、小売店が自由に商品を選定できる「単品対応での完全自由仕入」を可能にしている点が特徴です。また、船橋商品センターを物流拠点とし、効率的な在庫管理と配送を実現しています。同社は、出版社にとっては在庫の有効活用と廃棄削減、小売店にとっては新たな収益機会の創出、そして読者にとっては良質な書籍を手頃な価格で入手できる機会を提供することで、出版文化の活性化に貢献しています。

