有限会社下窪勲製茶は、鹿児島県南九州市頴娃町を拠点に、日本茶の生産、製造、販売を一貫して手掛ける茶園です。同社は「美味なるお茶は畑の土から、株の根から」という信条のもと、親子三代にわたる茶師の伝統と革新的な技術を融合させたお茶づくりを行っています。特に、薩摩富士・開聞岳を望む標高200m以上の霧深い山麓に広がる自社茶畑は、昼夜の寒暖差が大きく、薫り高い茶葉を育む最適な環境です。 同社の生産工程では、初代から受け継がれる「土づくり」を重視し、米ぬかを基本に油粕や骨粉を加えた完熟堆肥を使用。頻繁な土壌診断と独自の施肥計画により、地中深く根毛まで健やかに育つ茶樹を育成しています。茶葉は、葉肉の厚い元気な一番茶の柔らかい新芽のみを厳選し、茶樹の勢いを活かしたミリ単位でのハサミ入れによる独自の摘み取り方法を実践。これにより、力強く艶のある生葉が育ちます。栽培品種は、ゆたかみどり、さえみどり、あさのか、やぶきた、あさつゆ、くらさわ、はるもえぎ、おくゆたか、おくみどりなど多岐にわたります。 製造においては、苦味・渋みを抑え、まろやかでコクのある深蒸し茶に仕上げることに特化しています。生き生きとした厚みのある茶葉は、強い蒸し工程にも粉状に崩れることなく、薫りや旨みを最大限に引き出します。さらに、薫りと旨みを追求した丁寧な揉み工程に時間をかけることで、「三、四煎でる」「香気が高い」と評される、粉っぽくない独自の超深蒸し茶が完成します。 販売チャネルは多岐にわたり、個人顧客向けには自社オンラインショップを通じて全国へ厳選した一番茶の深むし茶を届けています。また、全国各地の主要百貨店で開催される催事や物産展へ積極的に出店し、対面での販売を通じて顧客との直接的なコミュニケーションを大切にしています。法人顧客に対しては、店舗やホテル向けの業務用卸売り、バルクでの取引、さらにはオリジナル商品の試作・制作といったサービスも提供しており、幅広いニーズに対応しています。主力商品である「霧の梟」シリーズは、その品質と独自のネーミングコンセプトで高い評価を得ています。 同社の強みは、徹底した品質管理と、生産から製造、販売までを一貫して行う自園自製体制にあります。2022年には「第76回全国茶品評会」普通煎茶の部において日本茶業中央会会長賞を受賞するなど、その品質は客観的にも高く評価されています。顧客層は、高品質な日本茶を求める一般消費者から、業務用として安定供給を求める法人まで幅広く、それぞれのニーズに応じた商品とサービスを提供することで、日本茶文化の発展に貢献しています。
従業員数(被保険者)
11人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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