代表者
代表取締役
村田志郎
確認日: 2026年4月17日
事業概要
村田金箔株式会社は、慶応元年(1865年)に初代蒔絵屋卯兵衛が純金箔・蒔絵材料の製造販売を始めたことを源流とし、150有余年にわたり「光る」素材にこだわり続けてきた特殊印刷加工の素材メーカーです。現在、同社の事業は純金箔の製造販売に留まらず、特殊印刷の箔押加工(ホットスタンピング)用転写箔やホログラム(箔・フィルム・粉体)、印字用サプライなど、多岐にわたる高機能加飾・美粧素材の提案・提供を主軸としています。 同社は、スタンダードメタリックホイル(蒸着箔)やピグメントホイル(顔料箔)といった多様なカラーと素材に対応する転写箔を提供し、紙、フィルム、プラスチック製品など幅広い被転写物への加飾を実現しています。特に、プラスチック用途に特化したスペシャルメタリックカラー箔は、化粧品容器や成形品への意匠性と機能性を両立させ、小ロットでの提供も可能です。また、ホログラムホイルは高い輝度と良好な転写性を誇り、偽造防止用途のセキュリティラベルや、大手釣り具メーカーからの信頼を得る実績を持つなど、その応用範囲は広範です。 さらに、同社は印字用サプライとして刻印式テープ、サーマルリボン、インクロールを高品質かつ低価格で提供し、食品から医療用品まで様々な業界のパッケージ印字ニーズに応えています。技術革新にも積極的で、箔版不要で小ロット対応が可能なデジタル箔、オフセット印刷と同一工程で箔加工ができるコールドホイル、電磁誘導性がなく腐食に強い絶縁箔、電気を通す機能性を持つ導電箔など、多種多様なプリントテクノロジーを開発・提供しています。導電箔は電気回路や電極、アンテナとしての活用が期待され、透明性のある回路や調光ガラス電極など、未来の技術への貢献を目指しています。 特筆すべきは、世界で初めて実用化した食用ホログラム「HOLO TEBEOR(ホロテベール)」や純度99.99%の食用金箔の提供です。これらはチョコレートやスイーツ、酒類などの食品に高級感と視覚的な魅力を加え、新たな市場を創造しています。同社はこれらの素材提供に加え、デザインからワンストップでの箔押し加工、スリッター加工・巻き替えサービス、さらには仏壇・仏具・工芸品・美術品の金箔修復まで手掛けるなど、幅広いソリューションを提供しています。 顧客層は印刷会社、パッケージメーカー、化粧品・アパレル・食品メーカー、釣り具メーカー、デザイナー、企画会社、そして一般消費者まで多岐にわたります。同社の強みは、長年の歴史で培われた技術力と「光る」への探求心、常に新しい製品を生み出す革新性、そしてISO9001、ISO14001、ISO27001認証に裏打ちされた品質管理体制です。国内14拠点、海外2拠点を展開し、グローバルな供給体制とアフターサービスを確立しています。環境問題にも配慮し、箔のリサイクルやアップサイクル、カーボンニュートラルへの取り組みも推進しており、持続可能な社会への貢献を目指しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
74人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
