代表
大賀俊和
確認日: 2026年4月15日
山一金属株式会社は、「リサイクルアルミは最強の素材である」という信念のもと、地球環境への負荷を最小限に抑えながら資源を循環させるリサイクル事業を展開しています。同社の主要事業は「アルミ缶リサイクル事業」と「アルミ箔リサイクル事業」の二本柱です。 アルミ缶リサイクル事業では、使用済みアルミ缶を破砕し、鉄や銅などの異物、塗料を独自の乾燥精錬法で除去。特に、長年困難とされてきたアルミ缶の胴体(3004系)と蓋(5182系)の異なる素材を分離する技術を確立し、「Can to Can」の100%クローズドリサイクルを実現しています。このプロセスにより、リサイクル後のアルミが再びアルミ缶として再生可能となります。同社は、溶解工程を介さない独自の「タブレット」製造技術により、電力消費量を99.9%削減し、CO2排出量も97.3%削減(2022年5月時点)しています。さらに、リサイクル過程で発生する不純物や副産物(アルミ灰、ミックスメタル、スチール、泡塊など)も有価物として丁寧に回収・活用することで、産業廃棄物ゼロを達成。YMC 3104ペレット/タブレット/インゴット、YMC 5000ペレット/タブレットといった高純度なリサイクルアルミ製品を提供し、2023年度には全国最大規模のアルミ缶リサイクル量42,684トン、国内シェア15%を誇ります。 一方、アルミ箔リサイクル事業では、リサイクルが難しいとされる樹脂付きアルミ箔を対象としています。同社は「廃棄物用途開発・拡大等実施事業」に選定された実績を持ち、長年の研究開発により、樹脂部分をリサイクル工程の燃料として、アルミ部分を「アルミ粒(YMC 1000系)」として再資源化する「マテリアル/カーボンリサイクル」100%を実現。この事業においても、産業廃棄物ゼロ、電力99.9%削減、CO2ゼロを目指し、2023年度には全国第一位のアルミ箔リサイクル量7,950トン、国内シェア90%を達成しています。また、機密保持を徹底した上でリサイクル証明書の発行も行い、顧客のニーズに応えています。 同社は、UACJとの合弁会社「UACJ山一アルミ缶リサイクル株式会社」を設立し、水平リサイクル率の向上と回収ネットワークの拡大を推進。2026年までに電力由来のCO2ゼロ(スコープ2)、2030年までに直接排出のCO2ゼロ(スコープ1)を達成する目標を掲げ、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの取り組みを通じて、アルミ圧延メーカーや製缶メーカーなど、環境負荷低減を目指す顧客に対し、高付加価値のリサイクルアルミ原料を安定的に供給するビジネスモデルを確立しています。また、地域社会との共創や次世代支援として「夢創造部」を立ち上げ、高校生の夢実現をサポートする活動も積極的に行っています。
従業員数(被保険者)
82人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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