代表取締役社長
加藤哲
確認日: 2026年4月15日
株式会社大阪合金工業所は、1935年の創業以来、金属産業界を支える基盤材料である母合金および銅・銅合金鋳造品・加工品の製造・販売を主要事業としています。同社は、高濃度な異種元素が融合した母合金を、金属メーカーが歩留まりよく、安全かつ便利に合金を製造するために不可欠な添加材として提供しています。特に、取り扱いが極めて難しい「黄りん」を使用した「りん母合金」の製造においては、国内で唯一の技術と生産シェア100%を誇り、世界でも有数のシェアを占めています。この独自の技術は、30℃で自然発火する黄りんを安全に金属に添加することを可能にし、スマートフォン、パソコン、家電、自動車といった人々の日常生活を支えるあらゆる機器の品質の原点となっています。 また、同社は「水田式溶製法」という独自の技術を開発し、特許を取得しています。この製法は、高純度電極黒鉛るつぼを使用し、還元雰囲気での溶解と一方向凝固により、空孔が少なく均質な組成の円筒形ビレット(4~500kg級)を製造できる点が強みです。この技術は、核磁気共鳴装置(NMR)に使われるニオブ-錫(Nb3Sn)超電導線材用のチタン添加ブロンズビレットなど、高機能材料の製造に貢献し、国内外の銅業界企業や研究機関に供給されています。 製品ラインナップは、りん銅、りんニッケル、りん鉄、りん錫などのりん母合金に加え、ホウ素、マグネシウム、ケイ素、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、ヒ素、アルミニウム、カルシウム、チタン、コバルト、ジルコニウムなどを銅ベースとした多種多様な母合金、さらに亜鉛、錫、ニッケルベースの母合金や三元合金も受注生産で提供しています。さらに、ステンレス、チタン、高張力鋼板、アルミニウムなどのプレス成形用金型材として、高硬度、耐摩耗性、すべり性、潤滑性に優れた「OMアロイ(耐摩耗性銅合金)」も製造・販売しています。これらの製品は、金属メーカー、自動車産業、電子機器メーカー、家電メーカーなど、幅広い産業分野の顧客に供給されており、顧客のニーズに応じた安定供給と新製品創生を目指しています。環境面では、設備の冷却水や排ガス処理のための洗浄水を90%再利用する循環利用システムや、リサイクル原料の使用を積極的に推進し、持続可能なモノづくりにも貢献しています。
従業員数(被保険者)
51人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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