代表者
代表取締役
八上剛
確認日: 2018年3月31日
事業概要
日本純良薬品は、1955年から染顔料の原料となる有機化合物、いわゆる“中間体”の製造を水添反応(水素還元反応)と有機合成技術を駆使して本格的に開始しました。長年の歴史の中で、機能性色素や医薬農薬用中間体、新規開発用基本骨格を構成する中間体などを主体とした事業を展開してきましたが、市場環境の変化に対応し、現在は水添技術を前面に出した受託事業に軸足を移しています。同社は、お客様の最先端分野における素材に用いられる材料の原料を、自社の設備と高度な技術を用いて提供しており、特に水添反応をコアコンピタンスとしています。 同社の受託事業では、医農薬中間体、化粧品原料、半導体試薬(フォトレジスト)、電子材料部品である半導体封止材に使用されるエポキシ樹脂などの原料となる有機化合物、液晶ディスプレイの素材向け原料である有機アミン化合物といった機能性材料の生産を手掛けています。また、自社製品としては、水添を用いた高機能性樹脂の原料やそのモノマーとなる化合物、医薬・農薬・化粧品原料を販売しており、過去には機能性色素ODB-2の中間体製造技術を中国へ移転し、提携先が販売を継続しています。 同社の強みは、本社吹田、新潟、福井の3事業所で所有する多くのマルチプラント(多目的生産設備)による多品種かつ量的な柔軟な対応力です。これにより、市場の課題解決と多様なニーズに応える体制を構築しています。特に医薬品関連では、GMP品質基準に準拠した製造拠点を有し、原薬と重要中間体を特化したお客様向けに製造しています。開発体制も充実しており、福井事業所内に開発室のセンターを設置し、各拠点の技術要員と実験設備を活用して課題解決に取り組んでいます。2023年には福井にキロラボを整備し、10kg単位の生産が可能な中間設備を集約することで、開発から量産へのスムーズな移行を支援しています。さらに、これまでの技術蓄積を活かした提案型製品開発や、お客様との連携による事業の川下化にも積極的に挑戦し、技術領域の拡大を図っています。 同社は「水添のニチジュン」というニックネームで知られ、化学品製造業界において独自の高い有機合成技術を確立しています。近年、商社機能とマニュファクチャリング機能を併せ持つ「開発型創造商社」であるCBCグループの一員となり、新たな価値創造にチャレンジしています。中期経営計画では、第一次計画の目標達成に続き、第二次計画ではEBITDA合計を35億円近くまで成長させる目標を掲げ、約25億円を成長投資、生産維持投資、環境配慮分野に投下するなど、持続的な成長と進化戦略を推進しています。モノづくりだけでなく、教育・研修・事業所間交流を通じて人づくりにも注力し、個々の能力と意欲を最大限に発揮できる環境を提供しています。
キーワード
決算ハイライト
純利益
1.5億円
総資産
24億円
KPI
ROE_単体
15.58% · 2018年3月
1期分(2018/03〜2018/03)
ROA_単体
6.08% · 2018年3月
1期分(2018/03〜2018/03)
自己資本比率_単体
39.04% · 2018年3月
1期分(2018/03〜2018/03)
従業員数(被保険者)
128人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
