代表
太田晋
確認日: 2026年4月15日
ナス産業株式会社は、非鉄金属の第二次精錬および産業廃棄物収集運搬業を主軸に、希少なレアメタルのリサイクルを通じて持続可能な社会に貢献する企業です。同社は、レアメタルリサイクルのサプライチェーンにおける前処理というニッチな分野に特化し、高度な技術とノウハウを駆使して資源の有効活用を推進しています。主要事業として、まず「焼成事業」では、様々な生産過程で発生する副産物や製品ロスからレアメタルを効率よく回収・加工し、市場へ再投入しています。具体的には、金、白金、パラジウム、銀、銅、ロジウム、ルテニウム、タンタル、タングステン、モリブデンなどの微量なレアメタルが付着・含有する濾紙屑、使用済みペースト容器、基盤屑、オイル、イオン交換樹脂、使用済み活性炭などを焼成処理することで、有機分を除去し品位を高め、回収率向上を図ります。焼成工程で発生する排気ガスは、バグフィルターやスクラバーを用いて塩素からフッ素、ヨウ素まで中和処理し、環境負荷低減を徹底している点が強みです。次に「破砕・粉砕事業」では、サンプリングリスクの大きい原料を均一化するため、焼成前後の原料を10〜30mmに破砕、または500μ〜1mmに粉砕します。これにより、正確な分析と効率的な後工程を可能にし、分級や篩、サンプリングも実施しています。さらに「レアメタル買取事業」では、感材や電子部品から銀やパラジウムなどの希少金属類を回収することを主業務とし、生産現場で発生する副産物や不要品に含まれるレアメタルを幅広く買い取っています。主な買取品目には、銀-パラジウムペースト等の使用済み空き容器、ペースト類の洗浄ウエス、レアメタル含有フィルター、活性炭、メタル含有オイル、プリント基板、メッキ端子、携帯電話、その他レアメタルが含まれる電子機器類が含まれます。同社は、新規原料の受け入れに際して、ICP発光分析装置や蛍光X線装置を用いた独自の成分分析を行い、品質、環境、安全に配慮した解析を実施。少量サンプルでのプレテストを通じて最適な焼成条件を提案するなど、顧客への安心と満足を追求しています。同社は、2001年に足柄工場でISO14001認証、2008年には足柄・磯原工場でISO9001認証を取得し、2011年にはこれらを統合したマネジメントシステム(IMS)の運用認証を受けるなど、品質と環境マネジメントにおいて高い基準を維持しています。また、神奈川県優良工場表彰や「かながわ中小企業モデル工場」認定、神奈川県環境保全協議会からの表彰など、その取り組みは外部からも高く評価されています。これらの事業を通じて、同社は限りある地球資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献し、資源循環型社会の実現を目指しています。
従業員数(被保険者)
79人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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