代表
宮川将人
確認日: 2023年1月26日
株式会社イノPは、熊本県を拠点に、深刻化する有害鳥獣被害問題に対し、ビジネスの力で解決を目指す企業です。同社は「くまもと農家ハンター」として、農家自身が主体となってイノシシやシカ、カモなどの鳥獣害対策に取り組む活動を推進しています。具体的な事業内容は多岐にわたり、まず鳥獣の捕獲(箱罠、くくり罠)や電気柵の設置・点検、赤外線カメラを用いた侵入ルートの特定、環境管理、餌付け防止といった実践的な対策指導・実施を行っています。特に、地域全体で面として対策を進める「地域ぐるみ」のアプローチを重視し、各地でセミナーや講習会を開催し、農家や地域住民への啓発・技術指導に力を入れています。 捕獲された鳥獣は、単なる駆除で終わらせず、命を無駄にしない「利活用」を徹底しています。イノシシ肉はジビエとしてハム、ソーセージ、カレーなどに加工・販売されるほか、ジビエツーリズムやジビエ料理の提供を通じて、その魅力を発信しています。また、皮は革職人との連携により、キーホルダーやペットボトルホルダーなどの革製品に生まれ変わり、堆肥やペットフードとしても活用されています。 同社は地域活性化にも深く関与しており、特定地域づくり事業協同組合「TOBASE Island Works」の一員として、過疎地域における雇用の創出や移住・定住促進に貢献しています。耕作放棄地を「ソラシドエコファーム」として再生し、サツマイモ栽培や早生桐の植林を行うなど、持続可能な農業の推進にも取り組んでいます。さらに、農業高校生や大学生を対象とした鳥獣害対策の実践授業や、JICA海外協力隊の事前研修を受け入れるなど、次世代の担い手育成にも注力しています。これらの活動は、熊本SDGsアワードの受賞や休眠預金事業実行団体としての認定にもつながっており、地域社会全体を巻き込みながら、鳥獣害問題の解決と持続可能な地域づくりに貢献しています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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