第一電通株式会社は、産業機器事業本部と新商品開発事業を主軸に展開する企業です。産業機器事業本部では、電気式ナットランナーのパイオニアとして長年にわたり、サーボナットランナー、サーボプレス、ハンドナットランナーといった自動化・省力化組立機器の開発、製造、販売を手掛けています。具体的には、トルクセンサーを内蔵し5000Nmまで対応する高精度な電動ナットランナー「AFC3000シリーズ」や、超小型トルクセンサーを内蔵し小ねじに特化した「Micro Nutrunner」、手持ち作業が可能な「HFC3000II」などのハンドナットランナーを提供しています。HFC3000IIは、ネジの斜め入り・かじり防止機能や高速着座ダンパー機能(特許取得)を搭載し、作業品質の向上とコスト削減に貢献します。また、エアツールから電動ツールへの転換によるCO2排出量削減にも寄与し、SDGsへの貢献も推進しています。 サーボプレス分野では、ロードセルを内蔵し0.001mm単位での高精度な圧入管理が可能な「DSP3000シリーズ」を展開。スリムプレス、薄型サーボプレス、ミニプレス、ストレートプレスなど多様なモデルがあり、最新RISC-CPUとフルデジタル化により、高速サンプリングと±0.01mmの繰り返し位置精度を実現しています。これらの製品は、自動車製造業界をはじめとする組立・製造・研究分野の顧客に対し、自動締付装置や自動圧入装置、組立自動化設備として提供され、小型化、軽量化、省エネ化を追求したソリューションを提供しています。さらに、ねじ締結作業の反力を軽減する反力受けアームやトルクチューブ、高精度なトルク測定・検定器「Freedom3」「EasyTouch」などもラインナップし、品質管理をサポートしています。 新商品開発事業では、締結分野で培った技術を応用し、未来につながる新規事業にも挑戦しています。特に、熱可塑性CFRP製リベットによる締結接合技術は、金属と熱可塑性CFRPといった異種材料を高生産性かつ高品質で接合する画期的な技術であり、近畿大学や和歌山工業高等専門学校との共同研究を通じて開発されました。自社製サーボプレスを活用し、締結動作中の荷重と沈み込み量を常時監視・制御することで、高強度かつ新規性の高い締結システムを実現しています。 同社は、企画から納品後のサポート、修理、点検までを一貫して提供する「トータルサポートサービス」を強みとしています。国内生産による高品質に加え、世界14ヶ国にサービス拠点を持ち、TV会議システムを活用したシームレスなグローバルサポートを展開。顧客情報を一元管理する「DDKデータベース」と修理専属部門により、迅速な対応と早期復旧を可能にしています。主要顧客はアイシン、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、三菱自動車工業、デンソー、コマツ、ソニー、LG電子、現代自動車など国内外の自動車メーカーや電機・重工業メーカーなど1000社以上に及び、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニア、アフリカの30カ国以上に納入実績を持つグローバル企業です。
従業員数(被保険者)
132人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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