株式会社鈴ノ屋は、1930年頃に宇佐見薫が東京の下町で始めた駄菓子(飴)作りを源流とする、90年以上の歴史を持つ菓子製造販売企業です。関東大震災後の不況期に紙芝居の飴販売から始まり、太平洋戦争前後には丹切飴や千歳飴、組み飴など多様な飴や駄菓子を製造していました。同社の主力商品である「きなこ棒」は、二代目宇佐見昌輝が1986年に開発したもので、当初から原材料にこだわり、他社では珍しい黒糖を使用した自家製黒蜜と国産きなこを練り上げた、やわらかい食感が特徴です。 同社は、創業以来「おいしいものをつくりたい」という想いを大切にし、「ほっとできる、そっと寄り添える、そんな優しいお菓子作り」を目指しています。その強みは、国産大豆を使用したきな粉と自家製黒蜜というシンプルな原材料への徹底したこだわり、そして子どもたちにも安心して食べてもらえるよう着色料、保存料、香料を一切使用しない無添加製法にあります。香り豊かに焙煎されたきな粉と黒蜜の優しい甘さが織りなす、もっちりとろける食感は、多くの消費者に愛されています。 事業内容としては、菓子製造業およびその販売を手掛けており、定番の「昔なつかし きなこ棒」をはじめ、「大入りきなこ棒」といった個包装タイプ、さらには当たりくじ付きの「棒キナコ飴」など、幅広い商品を展開しています。また、近年では「深煎りきなこ棒」や「抹茶きなこ棒」をヤオコー限定商品として、また「鈴ノ屋特製きなこ棒」をライフ限定商品として提供するなど、特定のスーパーマーケットチェーンとの連携による商品開発・販売も積極的に行い、販路を拡大しています。2010年には中力製菓の「きなこ飴」を、2014年には生井商店の「棒キナコ飴」を譲り受けるなど、伝統的な駄菓子の継承にも貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社は日本の駄菓子文化を次世代へとつなぐ役割も担っています。
従業員数(被保険者)
7人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
このデータをAIで活用
Claude / ChatGPT / Cursor などの MCP 対応クライアントから、株式会社鈴ノ屋の決算公告・登記履歴・役員・関係企業・知財・政府調達などの構造化データを直接取得できます。無料 20 クレジット/月で利用可能、9 種類のツールを提供。
接続方法を見る