代表
中田専太郎
確認日: 2020年9月28日
株式会社稲豊園は、岐阜県飛騨高山に本店を構え、1901年(明治34年)の創業以来100余年にわたり、伝統的な和菓子の製造・販売を手掛ける老舗企業です。同社は、初代から受け継がれる「素材をよく吟味し、その特性を十二分に活かすために絶対に手抜きをしない」という理念を基盤としつつ、「伝統製法をベースに新しい和菓子を創ること」を菓子作りの哲学としています。これは、単に伝統を守るだけでなく、現代のお客様のニーズや新しい発想を取り入れ、常に進化し続けることを意味します。 同社の事業内容は、多岐にわたる和菓子の企画、製造、販売です。特に、路地裏のノラ猫をモチーフにした「招福猫子まんじゅう」は、その愛らしい見た目と、それぞれ異なる皮生地と餡(小豆粒あん、黒糖あん、抹茶あん、小豆こしあん、クリームチーズあんなど)の組み合わせが特徴で、テレビ、雑誌、新聞など多数のメディアで紹介され、同社の代表的な商品として国内外の幅広い顧客層から高い人気を得ています。季節限定やオンライン限定の猫子まんじゅうも展開し、常に話題を提供しています。 通年菓子としては、国産よもぎと北海道小豆の粒あんを用いた「草まんじゅう」、北海道産石臼挽きそば粉の風味豊かな「そばまんじゅう」、抹茶生地に生クリームと栗、小豆を合わせた「抹茶ロール」などがあります。また、北海道小豆100%使用で手煉りにこだわった「焼きんつば」は、2012年に秋篠宮ご夫妻に献上された実績を持ち、その品質と美味しさが広く認められています。焼き菓子では、濃厚な抹茶パウンドケーキ「茶彩」、ワインとラム酒に1年以上漬け込んだ10数種のフルーツを使用した「土蔵フルーツケーキ」、蜜漬け青梅を丸ごと包んだ和洋折衷の「季香詩」など、贈答品としても重宝される商品を展開しています。 同社の強みは、長年の歴史に裏打ちされた職人の技術と、お客様との対話から生まれる独創的な商品開発力にあります。「手間をかけ簡単にできるものは作らない」「すでにあるものは作らない」「見た目も味も楽しんでいただく」という明確なコンセプトのもと、一つ一つ丁寧に手作業で菓子を作り上げています。販売チャネルは、飛騨高山の本店および「彩菓なな草」での店頭販売に加え、オンラインストアを通じて全国の和菓子愛好家や観光客、ギフト需要に応えています。結婚式のプチギフトや慶事・仏事、季節の贈答品など、多様なシーンで利用されており、地域に根差しながらも全国にその魅力を発信し続けています。
従業員数(被保険者)
11人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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