代表
薗部利弘
確認日: 2026年4月17日
薗部産業株式会社は、神奈川県小田原市に拠点を置く、木のうつわと道具の製造販売を手掛ける企業です。同社は、原木から仕上げまで一貫して自社工場で行う工場制手工業者として、日本の美しい木材と職人の手仕事にこだわり、高品質な木製品を量産しています。昭和初期に林業から始まり、昭和24年に薗部木工所として創業。高度経済成長期には木製サラダボールなどを欧米へ多数輸出し、通産大臣輸出貢献企業認定書を連続受賞する実績を持ちます。ドルショックを機に国内卸売へ転換し、昭和49年には高品質一貫製造体制を確立しました。 同社は、サクラ、カエデ、ケヤキ、ブナ、クリ、クルミ、ナラなどの国産材に加え、ウォールナット、メープル、チェリー、ビーチなどの海外材も厳選し、製材、荒木、半年以上の自然乾燥と人工乾燥、職人自ら鍛える刃物を用いた木地挽き(ろくろ)、寸分たがわぬ精度を誇る指物技術など、多岐にわたる工程を経て製品を生み出しています。特に、小田原の伝統技術である漆塗りは5回から10回もの塗りと削りを繰り返し、見た目の繊細さからは想像できない堅牢なうつわや道具を完成させます。また、日々の使いやすさを追求し、一般的な中性洗剤と柔らかいスポンジで手軽に洗えるウレタン塗装や、小田原漆器の伝統技法であるすり漆を施しています。 デザインはすべて社内で手掛け、「愉しい食卓をもっと愉しく」をコンセプトに、料理を美味しく引き立て、毎日の生活を豊かにする製品を目指しています。自社ブランド「SONOBE」では小田原の地で培われた木のうつわと道具を、また「KONOMI」ではより手頃な価格帯で木に囲まれた生活を提案しています。製品は、めいぼく椀、スタイル椀、仁取皿、オーバル皿、木のカトラリーなど多岐にわたり、味噌汁から洋風スープ、ワンプレート料理まで、四季を通じて様々な料理に対応します。 「無理なく、無駄なく、土に還るまで」をモットーに、製品にならなかった端材は火おこしに利用し、木くずは地域の牧場で馬のベッドや畑の肥料として活用するなど、素材を最後まで使い切る循環型ものづくりを実践しています。地域貢献活動として、1999年からは小田原市内の小学校へ木製給食椀を導入し、地元の伝統と木の文化を伝える活動を継続。さらに、小田原産の間伐材ヒノキを使った小学生向けの箸づくり体験を提供し、森の恵みと職人の技を次世代に繋ぐ取り組みも行っています。製品は百貨店やギフト業界、全国の取扱店舗を通じて卸売されており、LABOやイベントを除き、工場での直接販売は行っていません。
従業員数(被保険者)
10人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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