代表者
代表取締役
浅井信太郎
確認日: 2026年4月17日
事業概要
株式会社まるや八丁味噌は、延元二年(1337年)に醸造業として創業し、江戸時代から愛知県岡崎市八丁町で「八丁味噌」の伝統製法を頑なに守り続ける老舗企業です。同社の主要事業は、八丁味噌および調合味噌の製造販売であり、業務用、家庭用、土産用、贈答品として幅広い顧客層に提供しています。製品ラインナップは、有機八丁味噌、三河産大豆の八丁味噌、有機赤だし、みそだれ、みそ煮込みうどんといった主力商品に加え、ゴールド赤だし、三葉葵赤だし、蔵吟赤だしなどの赤だし味噌、さらには八丁味噌の香味パウダー、みそまめ、天日干し浜納豆、みそかりんとう、山ごぼう味噌漬け、みそかつカレー、岡崎ぎゅーっと肉味噌など、多岐にわたる特選品や加工食品を展開しています。 同社の最大の強みは、大豆と塩と水のみを原料とし、直径・高さ約2メートルの木桶に仕込み、約3トンもの重石を円錐状に積み上げ、二夏二冬(2年以上)かけて天然醸造する「大玉大豆麹製法」に代表される伝統的な製法を堅持している点です。この製法により、大豆の旨みが凝縮された濃厚なコクと、蔵に住み着く酵母や乳酸菌が醸し出す複雑で豊かな風味を持つ八丁味噌を生み出しています。 また、同社は伝統を守りつつも革新的な取り組みも行っており、1980年代には他社に先駆けて有機栽培大豆を使用した有機八丁味噌の製造に着手し、アメリカのOCIAをはじめ、ヨーロッパのECOCERT、ユダヤ教のコーシャといった複数の国際有機認証を取得しています。現在では世界20カ国以上に「Hatcho Miso」として輸出され、海外の健康志向の高い層や日本の伝統食を求める層からも高い評価を得ています。国内では、全国主要問屋、百貨店、生活協同組合を通じて販売されるほか、オンラインショップや直営店での販売も強化しています。 地域貢献活動としては、三河産大豆と奥三河の天然水「神水」を用いた「三河プロジェクト」を展開し、地元の素材を活かした限定醸造の八丁味噌を製造。さらに、工場見学や料理教室を通じて、八丁味噌の文化や魅力を発信しています。2008年には経済産業省の近代化産業遺産に味噌蔵が認定されるなど、その歴史的価値と品質は国内外で認められています。同社は、伝統的な製法と品質を次世代に継承しつつ、持続可能な社会への貢献を目指し、「あふの環2030プロジェクト」にも参画しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
39人 · 2026年4月
28期分(2023/12〜2026/04)
