前畑造船株式会社は、昭和23年(1948年)に長崎県佐世保市で創立された、多種多様な船舶の新造および修理、さらに鉄鋼構造物の製作を手掛ける総合造船会社です。初代社長である芳井一夫氏が戦艦大和の建造主任を務めた歴史を持ち、創立以来、技術の研鑽と設備の充実に努め、顧客第一主義をモットーに産業経済界の発展に貢献してきました。 同社の主要事業は船舶の新造であり、その範囲は広範にわたります。旅客船・フェリー分野では、自動車航送船「にっぽう5」や「ロザリオ・カーム」、離島航路を支える「みしま」「フェリー大島」「フェリーいぜな 尚円」など、地域住民の生活や観光を支える船舶を多数建造しています。これらの船舶は、バリアフリー設備、エレベーター、可動甲板、サイドスラスター、フィンスタビライザーなど、快適性と機能性を追求した最新設備を備えています。 タンカー・貨物船分野では、液体化学薬品ばら積船「第十冨貴丸」やLPGタンカー「第三いづみ丸」、白油タンカー「新太陽丸」など、様々な種類のタンカーを建造。特に、日本初の電気推進749型LPGタンカー「第十いづみ丸」や電気推進749型白油タンカー「なでしこ丸」といった環境負荷低減に貢献する先進的な船舶も手掛けており、二重船殻構造やSUS304/316L製貨物タンク、バウスラスター、省エネステータなどの技術を導入しています。 作業船・海洋構造物分野では、海難作業用台船「海進」や海底地形探査装置を備えた測量船「ごいし」「くろがね」「りゅうじん」「おきかぜ」、さらにはDPS(ダイナミックポジションシステム)やZペラを搭載したオフショア作業船「新日丸」など、特殊な用途の船舶や海洋構造物を建造しています。防衛省船としては、えい航設備や通信情報装置を備えた曳船「YT08」や支援船「YDT03」などを納入し、国の防衛にも貢献しています。 漁船等分野では、沖縄県向けの漁業調査船「図南丸」や宮崎県向けの実習船「進洋丸」、北海道向けの漁業試験調査船「北洋丸」など、最新の魚群探知機、海底地形探査装置、多層式超音波流向流速計、自動船位保持制御装置(DPS)といった高度な観測・調査機器を搭載した船舶を建造し、水産業の発展を支援しています。 同社は、長崎県佐世保港内に位置する恵まれた立地と、500G/Tおよび1300G/Tの船台、浮揚力2,200トンの浮きドック、NC鋼板切断工場といった充実した設備を強みとしています。これにより、多様な顧客ニーズに応じた高品質な船舶の建造・修理を可能にし、国内外の海運会社、官公庁、地方自治体、漁業関係者など幅広い顧客層から信頼を得ています。
従業員数(被保険者)
48人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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