事業概要
有限会社みやびは、創業80年の伊藤木工所を前身とし、2000年に設立された「大自然の恵みを大切にする会社」です。同社の事業は多岐にわたり、まず基盤となるのは神社仏閣御用達の卒塔婆・護摩札の製造販売です。3尺から10尺までの幅広いサイズの卒塔婆に加え、角塔婆、墓標、護摩木、護摩札などを製造し、多摩産材の杉塔婆も提供しています。白木だけでなく印刷対応や特注サイズにも応じ、特に7寸角のような大型の角塔婆は、社長自らが手作業で仕上げカンナ加工を行うなど、熟練の職人技が光ります。ウッドショックによる木材価格高騰の中でも、来年度のお施餓鬼用材料まで確保するなど、安定供給に努めています。 次に、木に関するスペシャリストとして特殊伐採業を展開しています。通常困難とされる高所作業や重機を用いた特殊伐採を、高所作業資格者やチェンソー資格保有者といった専門スタッフが迅速かつ安全に実施。伐採後の枝葉はプロ用移動式粉砕機で速やかに処理し、造園工事一式(草刈り、樹木の植栽、庭園・公園・緑地の維持管理、法面・壁面・屋上緑化工事)も手掛けています。 さらに、エコロジー理念に基づき、伐採した木材を再利用した手作り木の家具の製造販売も行っています。ケヤキやトチなどの無垢一枚板を使用したダイニングテーブルや、多摩産材のいちょうのまな板などをオーダーメイドで製作し、釘を一本も使用しない伝統的な技法で「世界でただ一つの素敵な家具」を提供。購入後のまな板削り直しサービスも提供し、製品を長く愛用してもらうための取り組みも行っています。 そして、粉砕した桜のチップを使用した「みやび工房のくんせいチーズ」をはじめとするくんせい製品の製造販売も主要事業の一つです。東京多摩産天然桜チップ100%で丹念に手作りされるくんせいチーズ(プレーン、ブラックペッパー、ガーリック)、くんせい玉子、くんせいナッツ各種に加え、東京日の出町育ちの新鮮なあわびを温燻製法で旨みを凝縮させた「くんせいあわび」は、贈答品としても人気です。これらの商品は、大多摩地区の美味しいものや工芸品、手作り家具を集めたお土産店「大多摩うまいもの館」で販売されており、ネットショップや地域イベント・物産展への積極的な出店を通じて、幅広い顧客層に提供されています。同社は、木材の有効活用と地域資源の魅力を発信する多角的なビジネスモデルを構築しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
6人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)

