- 法人番号
- 5010001250076
- 所在地
- 東京都 中央区 日本橋2丁目7番1号
- 設立
- 決算月
- 3月
- 企業スコア
- 65.3 / 100.0
代表者
代表取締役
池田篤史
確認日: 2025年3月31日
事業概要
株式会社RACTHERAは、住友化学株式会社と住友ファーマ株式会社の共同出資により設立された合弁会社であり、住友化学グループにおける再生・細胞医薬事業の中核を担っています。同社は、再生医療等製品、特定細胞加工物、および再生・細胞医薬関連製品の研究、開発、製造、販売、輸出入を主要事業としています。特に、iPS細胞を用いた革新的な治療法の開発に注力しており、従来の医薬品では治療が困難であった疾病に対し、新たな治療オプションを提供することを目指しています。 同社の強みは、住友ファーマが長年培ってきた医薬品事業基盤と、住友化学が持つ工業化・分析技術、品質管理のノウハウを融合させている点にあります。さらに、細胞の生産・製造技術に特化したグループ会社S-RACMO株式会社との緊密な連携により、研究開発から実用化までのスピードアップを図っています。この強力なシナジーを活かし、同社は再生・細胞医薬分野の「フロントランナー」として、iPS細胞の実用化を推進しています。 具体的な実績として、2026年3月には、進行期パーキンソン病患者の運動症状改善を目的とした世界初のiPS細胞由来再生医療製品「アムシェプリ®」(一般名:ラグネプロセル)の製造販売承認を日本で取得しました。これは、非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞を用いた画期的な治療薬であり、京都大学病院の医師主導治験データに基づき、条件及び期限付き承認を得ています。また、他家iPS細胞由来網膜シート(開発コード:DSP-3077)は、網膜色素変性治療薬として米国でオーファンドラッグ指定を受けており、中枢神経系疾患や眼科領域における開発を先行させています。 同社のビジネスモデルは、オープンイノベーションを積極的に活用し、アカデミアやベンチャー、異業種企業との連携を深めることで、研究開発ネットワークを拡大しています。開発戦略としては、まず必要な細胞数が比較的少なく、免疫反応を回避しやすい中枢・眼領域から取り組みを開始し、将来的には末梢臓器を含むより幅広い疾患領域への展開を目指しています。また、日本で培ったiPS細胞に関する豊富な研究ナレッジと、再生医療等製品に特化した薬事トラックを活用し、日本での早期実用化を図りつつ、米国をはじめとするグローバル市場への展開を通じて、より多くの患者に再生医療を届け、事業規模の拡大を目指しています。現在、健康な人から作製したiPS細胞を原料とする他家移植をメインに開発を進めていますが、将来的には患者自身のiPS細胞を用いた自家移植や、ゲノム編集技術を活用した次世代細胞医薬品の研究にも取り組む計画です。単一細胞から立体組織・臓器まで、疾患に合わせた最適な細胞製剤の形態を研究開発することで、多様な医療ニーズに応えていきます。
キーワード
決算ハイライト
純利益
-17億円
総資産
62億円
KPI
ROE_単体
-76.56% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
ROA_単体
-26.91% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
35.15% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)

